現在の日銀の政策


物価目標を2%

なかなか達成は難しい。

金利操作は、生き物を飼い慣らすこと、簡単ではない。
短期0.1%マイナス
長期0.0%近傍に

国債買い入れを考えると、長期金利は、1%にはなる。理想通りにはならない。


最近のイールドカーブは、長短利率差が、0.78%

日銀の政策目標では、0%とマイナス0.1%なので、金利差無しに等しい。

理想より0.6%ほど離れていますが、それ以前は1〜2%の乖離なので、以前と比べるとイールドカーブコントロールが効いていると考えられます。

難解な金融政策なので理解に苦しむけれど、日銀も目標設定以上のものではないので、効果が係数的に確認は困難。
経済金融は動く生き物です。


主要国の長期金利

今一番高い国は、イタリア🇮🇹
一番低いのは、ドイツ🇩🇪


ドイツは、今日マイナス0.5%
短期で、日本が0.16%なのでかなり低いことは確実です。

金利が低くければ、政府は国債を発行しやすい。返済にコストが掛からないから。
高ければ、発行しづらいが、金利が付くので、引き受けする金融機関はお得感がある。

経済が弱いと金利が高く、経済が強いと金利は低い傾向はある。
イタリアは、経済不安。ドイツは堅調。と判断されている。
その意味では、日本は、大量国債残高があるにもかかわらず、金利が低い。これは政府信用がまだ十分あると見られているところ。


だけど、世界経済の不安は、各国コロナ財政出動で国債発行量に増加が見られる。
アンダーコントロールをしていかないと、大失敗を招く。

今後、息を付けない。