マネタリーベースとマネーストックとは?

この理解が、日銀国債買い入れ異常大量購入の謎を解く。

マネタリーベース

簡単に言えば、日銀と銀行の間でどのくらいの資金を銀行に送っておくかの量の約束

マネーストック
言葉の問題を整理する
日本語でも、日本人が現実に使える貨幣をストックと呼ぶことにしたのである。

マネーストックとは?

マネタリーベースは、銀行の中までの資金
マネーストックは、銀行から出た外の資金


単純化すると、上の図のようになる。

基本マネタリーベースで通貨全体像を把握して、
マネーストックで、現実景気と物価を調整する



マネタリーベースは、国債発行の日銀保有にかかる。


国債の48%が日銀保有

しかし、財政法に規制されている直接引き受けではない。

必ず銀行が保有している国債を日銀が買い入れしている。
けれども最近は、一月前に銀行が引き受けた国債をすぐ日銀が買うので、事実上直接引き受けに近い。
これは危ない橋を渡ることになる。

日銀と銀行と国債の関係は、


結局、マネーストックが、増えることが、経済が成長することです。

ただし、物価も上がります。

この操作を間違わないように慎重にやらなければ、成長せず、物価だけ上がることになりかねません。

マネーストックをあげるために、マネタリーベースを増加させています。

全ては、日本の国力を上げるためなのです。


以上ご理解の程深くお願いします。