今、標準世帯の内容が変化しています。
30前の日本は、サザエさん家族
夫婦二人に子供二人の4人世帯が標準でした。

しかし、現在は、単身一人住まい世帯が約40%
暮らし方のモデルが変化しています。

戸建住宅、一軒家に住むよりマンションに住む方が便利だと思う人が増加しています。

2017年までに、全国で644万戸のマンションが建設されました。
居住人口は、1500万人
国民の一割になりました。

快適な生活ができるように信じられてきましたがかなり将来不安があることがわかってきました。

老朽化問題です!
古くなったマンションは、居住者も高齢化します。
築50年のマンションは、水漏れガス漏れなど、長期修繕が出来るのか、積立金は大丈夫か。
管理費用を皆さんが支払っているのか、空室はないか?
心配が沢山あります!

現実に不安だらけです。

スラム化する前に、建替が出来れば街が明るくなります。

今東京周辺では、建替計画があるものの合意形成が進んでいない例が多いのです!

団地全棟の建替をする場合、現行法によると、全所有者の5分の4の賛成が必要です。

100戸あると、80戸の所有者の同意がなければ建替はできません。
老朽化して高齢者しか居住していなければ、お金出してまで建替ることは無理。
80歳で、収入がないなどと言われたら、なかなか進まないのが現実。

そこで、例えば、上の4号棟の建替合意ができたなら、敷地の一部を分割売却して、そこだけ建替すれば先に進むのではないでしょうか?

現行法では、あくまでも5分の4の賛成しか定めがありません。
できたら、過半数の賛成で分割売却が可能になると街が新しくなり、安全快適な環境が整ってきます。


次の国会の審議の焦点です。