全国137カ所の橋が、老朽化で廃止になる。
人が通らない、建て替え費用が嵩む、町の財政難、決まり文句のように、地方はまた、不便になる。
私は、自由民主党の道路調査会長であった。
大臣就任により、党役員の併任が禁止されているので、退任した。
会長は、田中角栄以来、金丸、竹下、綿貫、村岡、古賀、山本とそれなりに、道路調査会の権威を保ってきた。
その大半が、地元の道路の整備を早めている。
ましてや、廃止など夢にも考えられないことであった。
しかし、今や時代の変化。
公共事業が敵視され、利権の温床のように批判する政党の方が、票を獲得する時代。
地元を少しでも良くしたいの政治が、時代遅れ、なのか。河島英吾の唄の歌詞ではないが、それで、朽ち果てるなら仕方ない!
歴代道路調査会長に面目無い。