山本有二作。
友人の誘いで絵を描くようになりました。年に一つだけ。しかも、富士山だけ。
幕末勤王思想の思想家、藤田東湖先生の［正気の歌］の言葉から、日本の象徴としての富士山の存在の大事さを実感して、描くようになりました。
水戸学の源流は、水戸光圀の大日本史。徳川家にあっても、日本国家安定のためには、天皇を中心とする思想体系を確立することが何より重要。
日本のど真ん中には富士山が聳える。宇宙万物を活かす正気は、富士山をいただく日本及び日本人に満ち溢れる。
天地水、どれもふんだんに余りあり、優れた国家を形成する由縁である。