2021春期・新学期からの高2・1生の塾・予備校の選び方(3) | 山本先生

2021春期・新学期からの高2・1生の塾・予備校の選び方(3)

以下のコメントは,

2021春期・新学期からの高2・1生の塾・予備校の選び方(1)~(2)を

ご覧になった後にお読みください.

 

では高2生や高1生はどんなことに気を付けて

高校数学を勉強していったらいいのでしょうか.

大きなポイントは3つあります.

 

春期・新学期の塾選びに大きく関わりますから,

しっかり覚えておいてくださいね.

 

➀教科書は重要公式の説明がわかりにくい

中学生の頃は,

教科書の記述が難しくないので,

公式の証明も読めばすぐわかる程度です.

でも高校の教科書は重要公式の前後にある記述が

とても面倒なものが多いのです.

 

学校の成績が伸び悩んでいる人にとっては,

例えば数Ⅰなら

  「2次方程式の解の公式の証明」「余弦定理の証明」

なんていうところは読んでいて嫌になりますし,

数Ⅱなら

  「点と直線の距離の公式の証明」「加法定理の証明」「積分の意味の説明」

などは読んでいてもピンとこない人が多いものです.

 

実は高校の教科書は

独学用に書かれているのではありません.

学校の先生方が教えるときの補助教材として書かれているもので,

先生たちの説明があって初めて理解が深まるんです.

 

なので,皆さんを教えてくれる先生が

自分にわかりやすい言葉で話してくれないと,

何を言っているのかわからない状態が生まれますよね.

 

つまり,春期・新学期の塾・予備校選びの第一の基本は

教えてくれる講師の先生が自分にわかりやすいかどうかです.

 

ここで気を付けてほしいのは,

高3生に評判が良い先生や,

上級レベルのクラスで評判が良い先生であっても,

皆さんにわかりやすいかどうかは別の話です.

 

だから必ず体験授業などに出て,

1年間頑張っていける先生かどうかを確認してください.

先輩がいいよって話してくれても,

自分には合わないなあ・・と感じることはよくあります.

自分が気に入った先生のもとで,

教科書の内容を正しく理解することが,

高2・高1の勉強では最も大切です.

 

つづく