最後の質問ですかお

     


  5.平成27年度全国高校総体の開催についてお伺いします。

 来年の夏には、全国高校総体、通称インターハイが和歌山県を幹事県として近畿二府四県で分散開催されます。本県においても、ソフトテニス・柔道・弓道・フェンシング・空手道・アーチェリーの六競技が開催されます。

 私の地元、明日香村においても平成21年度の近畿まほろば総体に引き続き、ソフトテニス競技が開催されるということもあり、大変関心をもっているところです。
 
 スポーツは、世界共通の人類の文化であり、心身の健全な発達、健康及び体力の保持増進、精神的な充足感などに有効であり、生涯にわたり心身ともに健康で文化的な生活を営む上で必要不可欠なものであります。
 
 平成23年6月にスポーツ基本法が制定され、平成24年3月にはスポーツ基本計画が策定されました。本県においても、県民一人ひとりが健康づくりに取り組み、生涯にわたり、『活き活きと安心して健やかに暮らせる健康長寿の奈良県』を実現するため、平成25年3月に「奈良県スポーツ推進計画」が策定されたところです。
 
 また、昨年9月には、2020年の夏季オリンピック大会及びパラリンピック大会が東京で開催されることが決定し、国民のスポーツに対する興味・関心が大変高まる中、これまでも多くのオリンピック選手を輩出している全国高校総体(インターハイ)を開催することは、中高校生の運動部活動の活性化はもとより、本県のスポーツ振興にも誠に意義深いものがあると考えているところです。

 さて、インターハイは、その規模、内容等において高校生最大のスポーツの祭典であり、高校生アスリートにとって憧れの夢舞台であります。ご存じのように、本県出身で、アトランタ・シドニー・アテネのオリンピックで柔道史上初の3連覇を果たした野村選手やロンドンオリンピックのボクシングミドル級で優勝した村田選手もインターハイをステップにして世界に羽ばたいていきました。
 
 来年度のインターハイは、近畿二府四県で三十競技が開催されます。7月28日から8月12日の本県開催六競技の開催期間中に、選手・監督等約1万人、観客数延べ約12万人が奈良県を訪れると予想されます。
 
 また、およそ3000人の役員・補助員が大会運営に直接関わるとともに、会場地を上げて大会を盛り上げる取組を推進していくと聞いています。
 とりわけ高校生の主体的な取組により、PRイベントをはじめとした大会の広報活動などがすでに展開されていると聞いています。

 私はこの機会を通して、是非、奈良県の豊かな自然や歴史資源、また、おもてなしの心を全国に発信していただきたいと思っているところです。 

 そこで、教育長にお伺いします。

 来年度のインターハイ開催に向けた現在の取組状況についてお伺いします。また、インターハイ開催が本県の高校生にとってどのような意義があると考えているのかも併せてお伺いします。


  (教 育 長 答 弁)

 平成27年度全国高等学校総合体育大会の開催に向け、知事を会長として県実行委員会を本年4月に設立した。今回は本県独自のねらいとして、大会開催をスポーツによる一層の地域振興へと繋げ、活力ある地域づくりの契機とすることを掲げており、現在、会場となる市町村と協働して準備業務を進めている。
 
 11月15日にはPRイベントをイオンモール大和郡山店で開催し、開催種目の紹介や高校文化部によるミニコンサートが行われ、会場地市町村のPRに「マスコットキャラクター」の登場もあり、大いに賑わった。

 また、競技会場の設営計画を始め、参加者を温かくお迎えするための会場地独自のおもてなしプログラムの検討や、来年2月に開催するカウントダウンイベントの準備等、大会開催に向けて順調に進んでいる。
 
 さらに、県内高校生の力を結集して大会を支えるために、6月に結成した高校生活動「わっしょい倭」リーダー会が、会場地市町村を訪問し、夏休みPRキャンペーンを展開するととも
に、11月のPRイベントの進行役としても活躍した。
 
 インターハイは、スポーツを行う高校生にとって憧れの夢舞台であり県内スポーツの振興に繋がると考えており、大会を支える多くの高校生にとっても、大会のPRや運営のサポートの役割を担うとともに、会場地市町村の関連行事に参加することなどにより、社会性の向上はもとより、地域や社会に貢献しようとする態度を育むうえで大きな教育的意義があると考える。
 
 引き続き、高校生の主体的な活動や会場地市町村との協働により、全国から訪れる大会参加者等を温かく迎え、より多くの人々に奈良の魅力を発信できるよう取り組んでいく。



  (要 望)

 今回のインターハイは、明日香村、天理市、宇陀市、桜井市、吉野町、橿原市で開 催されます。また、来年は南部東部の高校4校で、生徒の全国募集が実施されるので、 これらのことは南部東部の振興に繋げてもらいたい。

 今後、南部東部の振興と併せて、高校生が東京オリンピック、パラリンピックへのステップとなるような大会開催の取組を進めてもらいたい。



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