大阪維新の会は次期衆議院選挙で、全国の衆議院選挙区から候補者を擁立する方向で調整に入った。大阪都構想に協力するかどうか通常国会での各党の出方を見た上で、最終決定すると報じています。

3月に開講する「維新政治塾」に400人集めると橋下氏は表明して、維新幹部は、「既成政党が都構想を潰しに来るなら過半数を取りに行く」と述べています。

しかし、民主党、自民党からは、資金面などから「ハードルは高い」「ブラフ(脅かし)では」との見方が出ています。実際に衆院選に出馬する場合、300万円の供託金、選挙事務所や、ポスター作成など、候補者1人につき少なくとも1,000万~2,000万、400人で、40億~80億の資金をどう工面するのか!の疑問もあります。

都構想実現に向けてアドバルーンを上げ、実際は既成政党の協力を促す戦略だろうとの見方が既成政党にはあるようですが、私は、是非この際、全国に候補者を擁立して、国政で維新が中心になって、大同連立政権を擁立して、抜本的な日本の改革を成し遂げてほしいと願っています。

ただ、その前に、自民党が、この維新の動きに刺激を受けて、本当に今のままの自民党ではいけないと気付いて、民主党批判ばかりをしないで、国民に自民党ならこうするという具体的な政策を訴えて、正々堂々と選挙で戦い、政権奪回をして貰いたいのが本音です。

昨日の自民党党大会で谷垣総裁は、「今年こそ政治決戦だ。一刻も早く衆院解散・総選挙に追い込んで政権を奪還しなければならない」と宣言しました。その決意は伝わりますが、経団連の米倉会長に対する酷いヤジには残念ながらなさけない思いでなりません。

どうか自民党の国会議員の皆さん、国民は見てます。今こそ王道政治を歩んで下さい。よろしくお願い申し上げます。


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