「心のヤマタノオロチを斬り祓う」
ヤマタノオロチ退治がリアルに体験できます↑
やまけんです(*^o^*) 今日もあっぱれ
ヤマタノオロチといえば、八俣大蛇と書き、
体一つに頭が八つ、尾が八つあり、毎年、
村に甚大な被害をもたらした大蛇です。
八俣大蛇の解釈については、盗賊が来た
説や斐伊川の氾濫で、河口が溢れ、分か
れた様子を形容した洪水説があります。
ヤマタノオロチに狙われる「クシナダヒメ」
は、日本書紀では「奇稲田姫」とあるように
大洪水が大切な稲田を押し流したことを
オロチが娘を奪ったと例えたのでしょう~
スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治
したことは、大洪水から村を守るために
治山治水、植林を行ったことになります。
このような外面的な見解とは別に、なぜ
スサノオミコトが破壊の神から英雄の神
に変わったのかは心の内面にあります。
悪行で追放されたスサノオノミコトが出雲
に降り立った時に、ヤマタノオロチという
悪の象徴に立ち向かうことになります。
ヤマタノオロチとは、スサノオノミコトの心
の内面を映した姿でもあり、オロチを退治
することは、スサノオノミコト自身の罪穢れ
を剣で斬り、祓い清めることだったのです!
古事記で登場する「剣」は、目の前の対象
を切っているのではなく、自分の心に映る
穢れた心をスパッと斬って祓うのです!
古事記を物語として読むと、善悪の視点で
観てしまいますが、起こる現象を「祓え」と
とらえることで、「いのち」がみえてきます。
スサノオノミコトが自らのヤマタノオロチを
斬り祓って、本来の輝きを取り戻したように、
相手や現象に悩むより、自らの心の中の
ヤマタノオロチをスカッ!と祓いましょう!
お蔭様で、ありがとうございます
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