最近、あまりに楽しくて英語系の記事が多くなっていました。ひさしぶりに教育系のことを書きたいと思います。今回は「定期テスト」で「8割」をとるコツを考えていきたいと思います。

家庭教師をやっているとよくいわれるのが、「基本的に頭がいい人が家庭教師とるんでしょ?」ということです。全然違う...! そうだったらどれほど楽だったことか...! 基本的には、定期テストで平均点すら取れない生徒ばかりです。もはや平均の半分すらいかないような子だっています。
テスト_点数
                  (大体現実はこんな感じ...)

そんな「平均点すらいかない」子ども達が定期テストの点を取れない理由として
① そもそもテスト勉強をしていない
どこを勉強していいか分からない
勉強時間はとっているのに、思うように点数が上がらない

という3つのタイプがあると思います。①については、またいつか触れたいと思います。今回は、②と③のようなタイプの子ども達に有効なやり方をご紹介します。


よく言われるのが、「大事なところなんて決まってるんだから、定期テストは簡単にとけるはず!」ということです。なるほど、確かに重要なところは教科書の赤字で書かれているところかもしれません。しかしながら、その重要なところが「先生が重要だと思っている」ところと一致するとは限りません。実はここが結構盲点だったりします。

教科書で赤字になってるところを勉強したのに、そこが全然出ない…!」なんて言う経験はありませんか? こういう中学生、高校生はたくさんいると思います。「でないんだったら、実力でいくぜ!!」とかみんな思ってますw (お前ら…! 自分もそうだったけども…!) そこから、「ああああああ、勉強なんてしたくねぇええええええ」とかなるわけです。


実は、「先生が重要だと思っているところ」を当てる方法があります。しかも、山勘ではないやつです。それは「定期テストの過去問を徹底的に分析する」ことです。
自分も中学生のときはこんなことやってませんでした。教えるようになってから初めて「定期テストの過去問分析」の重要さに気がつきました。皆さんもやったことないのではないかな、と思います。

具体的な過去問分析は以下の2つになります
教科書・ワーク・ノートを使って、どこからその問題が出ているのかを把握する。
② なぜその問題が出されているのかを考える。


本気で「過去問分析」をすると、先生が「次のテストで何を出すか」、そして「どこから出るのか」ということも分かります。その分析結果を元に勉強をすると、あっという間に8割くらいならとれるようになると思います。ちなみに、自分の生徒も50点くらい上がりました。やったね!

具体的な教科についての勉強法は以降のエントリーに譲ります。