12月議会が始まりました。
2024年度豊中市各経済歳入歳出決算認定、豊中市病院事業会計決算が不認定に
11月28日の市議会では、2024年度豊中市各経済歳入歳出決算と豊中市病院事業会計決算が不認定となりました。私たちは、民間移管や民間委託の拡大により、本来、市がやるべきことが民間にまかされていることや介護予防センターなどの廃止、高すぎる国民健康保険料や介護保険料になっているにも関わらず、引き下げの努力をしなかったこと、小規模随意契約での不適切な契約があったことなど9点の理由をあげて反対しました。他の議員も主に不適切な契約の問題についての討論、反対があり、不認定となりました。
中央図書館の交渉打ち切り、千里中央の開発など提案
12月定例会の議案では、中央図書館が曽根駅前に建設される予定で進んでいましたが、事業者との交渉の結果、豊中市から交渉を打ち切るということがありました。豊中市として、どう説明責任を果たしていくのか、今後の図書館をどうしていくのかなど議論をしていきます。
また、千里中央地域に市政が始まって以来の金額である総額70億円もの補助金の交付など、千里中央地域に多くの助成をすることなど重要な議案も出ています。
しっかりと市民の声を届けて頑張ります。
定数削減ストップの宣伝に参加
12月5日に自民党と維新の会が共同で、衆議院の定数削減の法案が提出されました。ちょうど同じ日に、戦争法廃止!豊中市民アクション、市民連合豊中・池田が主催での定数削減についての宣伝が行われ、日本共産党から参加しました。
宣伝の中で行われたシールアンケートでは、賛成派と反対派が代替半分くらいとのことでした。やはり、議員の不祥事や裏金問題などで議員を減らすべきという世論も一定あるのだと思います。しかし、OECD加盟国でも日本の国会議員定数は38か国中36位と少ない方であり、現在の衆議院定数465は歴史上でも最も少ない人数です。定数を減らす根拠はありません。しかも、定数削減をすれば、裏金問題を起こしたような大政党の議員が残り、それを追求してきた日本共産党のような少数政党が減ることになるのは、選挙のルール上、目に見えています。削られるのは、市民の声です。
12月7日も地域を全戸訪問し、定数削減ストップの署名のお願いにも回りました。
議会中ではありますが、民主主義の根幹にかかわる問題であり、これからも声を上げていきたいです。
