この国に生まれてよかった

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1991年シングルリリースされた村下孝蔵さんの、

「この国に生まれてよかった」は、

当時ぼくが10歳のときによくCDで聴いていました。

中学に入り、

「名もない星」というアルバムにも収録されていて、

ひたすらこのCDを聴きこんでいました。

なぜか村下さんの曲を聴くと、

夏の木造校舎の匂いや、

あの頃の懐かしい風の香りがします。

古き良き日本が、

そこに詰まっているような気がしました。

いまになってこの曲を聴くと、

この国に生まれてよかったと言うフレーズは、

いろんな意味で心に染みる歌詞になりました。

今から70年前、

先の大東亜戦争で、

日本の文化や歴史、

未来の僕らのために散華されていった英霊の方々、

一生懸命その時代を過ごしてきた方々、

あの焼け野原だった日本をここまで豊にしていただいた方々、

その後を受け継いだ方々。

こんな日本に生まれて、本当によかったと思います。

こうして音楽をやっていられるのも、

そんな先人の方々はもちろん、

聴いてくださる方々や、

スタッフの方々のおかげで今の僕があります。

これからも日本語という歴史ある言葉を大切にして、

感謝の心を忘れず、

がんばっていきたいと思っています。