今回は30代前半の関西の未婚女性から、

結婚についてお話を頂きました。

 

『私は今は結婚する気がありません。

なのに両親が結婚しろとうるさいです。

孫については申し訳ないですが…。

一体どうしたらいいでしょうか?』

 

当人は年収400万円の実家暮らし。

男性と一緒にいても苦痛しか感じず

結婚などありえないとのことです。

お金の不安はないわけではないものの

だから結婚とは考えられないといいます。

 

…最近、増えてきた感のある女性ですね。

そしてそれに戸惑う両親も、でしょうか。

まず落ち着いて客観視しておきましょう。

 

 

 

さて、まずは基本ですが

『今や結婚したほうが良い…とは限らない』

先々の心変わりも含めて決意しましょう。

 

そもそも今は多様性の時代とされています。

人や異性に抵抗を感じる方も、ある意味普通。

現代でも約7割の人が結婚していますが

うち3割程度は離婚しているのが実情です。

 

なので、男性自体が苦痛なのであれば

結婚しない判断をするのも自然といえます。

 

…ただし、特に女性は40歳頃になって

周囲の幸せを見ての心変わりがありがちです。

お金が不安になっての心変わりもよくあります。

そして、その頃になって結婚を望んでも

婚活が全然上手くいかないのも実にありがち。

 

結婚しないならしない判断でいいのです。

ただし、それは「今は」で済みません。

一生結婚しない覚悟が必要となります。

 

あなたの考えは、少し覚悟が弱い様子です。

だから両親も不安な可能性があります。

少し落ち着いて先々を考えてみましょう。

 

 

 

さて、並行的に大切なことなのですが

『結婚は一種のセーフティネット』

しないなら代わりの対策を持ちましょう。

 

現代の人生には様々な困難があります。

特によく聞くのは以下のあたりです。

 

・老後資金準備が不十分

・満足に働けなくなった

・親の介護や支援が大変

 

このような事態を想定していましたか?

このような時、どう対処しますか?

 

結局のところ、対処法はお金が基本です。

上記のような事態になる前に十分に貯金、

または十分な実力や経験が必要となります。

 

あなたの今の年収と年齢を考えると

どう考えても準備不足の可能性大です。

結婚しないなら急ぎ、対策を図りましょう。

 

…なお、厳しい話なのですが現実問題として

対処しきれないことも珍しくありません。

 

特に精神病などで働けなくなったら致命的、

リストラなどの可能性も十分あります。

そこへ高確率で介護問題が来るはずです。

老後資金自体、かなり大変かと思います。

 

それほど結婚しない判断は過酷です。

男性に慣れるほうが簡単かもしれません。

改めて結婚をどうするか考えましょう。

 

 

 

最後にちょこっと・・・

 

男性自体が嫌いで結婚など考えられない…。

最近ではむしろ増えているかもな女性ですね。

結婚はムリにするものではないですが

結婚しないリスクについても考えましょう。

 

なお、余談ですが最近では、まさに女性の

40歳頃の心変わりが増えている肌感覚です。

皆さん「望めばいつでも結婚できる」考えで

覚悟も努力もせず結婚しなかったと思われます。

しかし今さら望んでも中々結果は出ません。

このような事態もしっかり知っておきましょう。

 

なお、最近の婚活市場の実情を知りたい方

また最近の既婚夫婦の現実を知りたい方

そしてしっかりライフプランを通して考えたい方は

いつでもご相談下さいませ。