今回は30代前半の関西の未婚女性から、

家事手伝いについてお話を頂きました。

 

『婚活が一向に上手くいきません。

周囲に相談しても働けと言われるばかり。

専業主婦前提なので意味が分かりません。

どうしたらいいでしょうか?』

 

当人は無職(家事手伝い)で婚活歴は2年。

求める条件は専業主婦になれれば良く

特に容姿や高い年収などは不要だそうです。

一応、アルバイト経験はあるそうですが

とにかく働くのは避けたいといいます。

 

…意外とこういう女性も少なくないですね。

無職でも絶対ムリなわけではないものの

色々と茨の道という点を理解しましょう。

 

 

 

さて、まずは基本ですが

『今の男性は専業主婦を予備軍から避ける』

ギリギリ通るのは20代前半だけでしょうね。

 

まず大前提として、今は正社員で共働きをして

ようやく何とかなるのが基本という時代です。

 

それほど今後の教育費や老後資金などが重く、

これを男性は肌で理解しているからこそ

極力、専業主婦希望を避けようとしています。

たとえ結婚後でも離婚するほどに、です。

 

現在、正社員の方でも可能性はありますが

無職なら当然のように専業主婦狙いでしょう。

つまりあなたは専業主婦予備軍と見なされ

だから婚活が上手くいかない状態なのです。

 

タイムリーにIBJが2023年の成婚白書を

発表しましたが、これによると家事手伝いは

結婚のしやすさワースト1位となっています。

 

基本的に、今や専業主婦になれる女性とは

「男性が理性を失うほど魅力的な女性」

つまり20代前半の美人女性くらいです。

まずはこの現実を冷静に受け入れましょう。

 

 

 

さて、並行的に大切なことなのですが

『どう転んでも労働からは逃げられない』

逃げるほどに苦しくなる点もお忘れなく

 

先ほどの通り、今や結婚できたとしても

正社員での共働きが基本です。

実際にはパートや非正規などもいますが

そうであるほどに先々は苦しくなります。

未だに専業主婦が当然な地域もありますが

この事情は変わらないのが基本です。

 

そして、そもそも無職のままではもはや

結婚できない可能性が極めて高いといえます。

 

結婚できないとなれば、ずっと実家ですが

親はあなたより早く亡くなるのが現実です。

今や老後資金が不十分な世帯も多いですから

十分な財産を残してくれる可能性も低いかと。

そうなれば、当然、生きるためには

働いてお金を稼ぐしかなくなります。

 

つまり、結婚の有無に関わらずどう転んでも

(正社員として)働くしかないのが現実です。

 

合わせて、働くには若さが重要になります。

高齢になるほど採用してくれる所も減り

求められる能力や体力との乖離も出がちです。

なので逃げるほどに先々、苦しくなります。

 

あなたは先々を深く考えたことはありますか?

女性は結婚して安泰が当然…ではありません。

むしろ未婚率は年々、悪化の一途です。

今後どうするか、冷静に考えてみましょう。

 

 

 

最後にちょこっと・・・

 

どうしても働きたくない…。

これも意外と珍しくない女性の本音ですね。

結婚前から実際にやる方は少数派ですが…。

今やそれでは生きていけないという現実を

何とか早めに理解しましょう。

 

なお、重ねてですが、今や正社員が基本です。

まずはバイトや非正規も一応アリですが

どのみちいずれ正社員になる必要があります。

そして今や男性は、生涯は支えてくれません。

結婚が逃げ道にならない前提で

改めて自分のライフプランを考えましょう。

 

なお、最近の婚活市場の実情を知りたい方

また最近の既婚夫婦の現実を知りたい方

そしてしっかりライフプランを通して考えたい方は

いつでもご相談下さいませ。