今回は30代前半の関東の既婚女性から、
退職についてお話を頂きました。
『共働き前提で結婚しましたけど
今になって退職かパートになりたいなと…。
どう旦那に伝えればいいでしょうか？
退職しても生活は大丈夫ですよね？』
当人は年収400万円で結婚1年。
旦那は2歳年上で年収500万円。
今までも仕事は色々と辛く大変で
結婚したからこそ気が変わったといいます。
今後は普通に生活できれば十分だそうです。
ちょくちょく聞く心変わり？ですね…。
仕事の大変さやお気持ちは理解できますが
ぜひ旦那さんやお金のことも考えましょう。
さて、まずは基本ですが
『離婚になっても不思議はない』
離婚せずとも息苦しい生活になるかと…。
共働きを約束して結婚したとなると
旦那は一方的に支える気はないと思います。
互いに対等で、支え合って生きていく…
そのように考えている可能性が高いです。
逆に旦那が突然、専業主夫になったら
あなたはどのように感じますか？
一生、支えて添い遂げますか？
短期なら多めに見る方も多いですが
長くなるほど不満に思うのが普通かと。
専業主婦などは最たる例です。
結婚初期だからこそ我慢もありえますが
いずれ不満が言動に現れ、不仲になり
離婚せずとも息苦しい生活にもなりえます。
それでも、仕事を辞めますか？
退職すると、かえって苦しくなるかと。
落ち着いて先々を考えてみましょう。
さて、並行的に大切なことなのですが
『今どき共働きせず普通に暮らせない』
働かない分だけ困窮を覚悟しましょう。
確かに現在の日常生活だけなら
旦那さんの年収500万円があれば
相応に何とかなるかもしれません。
…しかし、先々はいかがでしょうか？
まず子供を望み、出産したとすれば
自然と子供の生活費に教育費も必要です。
広い家など、付随して色々必要にもなります。
そのうえで、最終的に老後資金も必要です。
初期の頃は何とかなることもありますが
少しずつ家計が困窮し、最終的に家計破綻…
実際、このようになる夫婦も極めて多いです。
今後、十分に旦那さんが昇給したとしても
一馬力では足りない可能性のほうが高いかと。
そしてその旦那さんも、今や終身雇用も崩壊し
倒産や精神病などもよく聞きます。
長く働ける保障などどこにもありません。
そのような時、妻が無職やパートなら…
もはやどうにもならなくなります。
今まではがんばってこられたものの
結婚したからこそ頼りたくなる…
お気持ちは分からなくもないですが
結婚したからこそ、未来の家族のためにも
今まで以上にがんばりましょう。
最後にちょこっと・・・
共働き前提だったけど気が変わった…。
人間は心変わりするものですが
快く許す旦那さんなどほぼいません。
改めて結婚の重みを考えましょう。
余談ですが、最近では男性だって
病気などで長く働けなくなることもありますし
働きたくなくなることもあります。
結婚は、一方的な生活保障ではありません。
あなたも旦那さんを経済的に支える意識を持ち
改めて仕事に励みましょう。
なお、最近の婚活市場の実情を知りたい方
また最近の既婚夫婦の現実を知りたい方
そしてしっかりライフプランを通して考えたい方は
いつでもご相談下さいませ。