ＴＡＲＯ…な俺…。

実は私、岡本太郎が好きでして…

分からない方の為に説明しますと、昭和を代表する芸術家でして、決して渡る世間の野草を食べる方ではなく…女子プロゴルファーでもなく…メロリンキュー…でもありません…

岡本太郎。

うまく行かない事があると、彼のエネルギーが救ってくれます。

故に今日も、彼のそれを浴びに、川崎の岡本太郎美術館にやって来ました。

何時間も掛けて館内を網羅する。

そして、毎回彼の頭の中を１００パーセント理解しようと努力する。

しかし、出口に差し掛かると結果それは恐らく１パーセント未満。

それでいい。

抽象に答を求める方が野暮。

だから、次もまたここを訪れる。

ただ次こそ…

絶対一人で来るのはやめよう…

だって…

猛烈に…顔いれたい…

すると太郎が…

「群れる事はない、私には師匠も弟子もいなかった…」

って、言っていた。

…ような気がした

よし、また一人で来よう。

ありがとう、太郎を育てた川崎、さようなら、太郎が愛した川崎。

そんな帰り道…

…

次はあなたと…