アリス…な俺…。

皆さんご存知のように僕の実家は母親が美容室を営んでおります。

従業員をなんと三人も雇っている、言わば大会社の女社長です。

その名も、ブログタイトルのアリス美容室！！

可愛らしいポップな外観でとてもキュートなのですが、正直近隣の景色からは若干浮いています。

Googleアースで空から見ると、地味な色に一箇所だけ鮮やかな黄色い屋根で、う○この中のコーンのように目立っています。

そんな美容室の息子という環境で育った為、大人になってから気付いた世間とのギャップがいくつかあります。

まず、家には当然のように生首がたくさんありました。

カットの練習の為のその生首が、小さい頃はＬＥＧＯ代わりのオモチャでした。

あと外の物干し竿に、派っ手派手なタオルが毎日数十枚に渡り干してありました。

子供の頃はそのタオルで手を拭いたり、チャリのサドル拭いたり、鼻水拭いたりしてたような気が…

…という夢をみたって事にしよう。

あとは、東京来て一人暮らしして始めて感じた、市販のシャンプー、リンスがとにかく安い。

薬局行けば千円しないでしょ。

当時は、家の風呂場にあった一万円位する業務用のリンスやトリートメントを、当たり前のように坊主頭のガキが使ってたってんだから。

「坊主にリンス」って、かるたじゃん！！

だから、普通は米などの食糧なんだろうけど、うちは未だに実家からシャンプーやリンスが送られてくる。

そんな実家に正月に帰って、色々思い出したので、今日こんなブログを書いてみた。

実家を出るとき、母親がまたシャンプーやらリンスを持たせてくれた。

これがうちのやり方。

こんなうちに育って本当に良かったって思う。

そして駅まで車で送ってくれた兄が、去り際に「東京で困ったらこれ使えよ！！」って放り投げて来た。

中を開けて見る。

山本毛(家)…らしいな…