スニーカーブルースな俺・・・。
舞台最終日はまるで弾けた泡のように、一瞬の出来事だった。
「折角何かを掴みかけたところで、物事は終わってしまう。そんなもんだ。恐いのはそれにすら気付かないことだ。」
打ち上げの席でつんくさんが言った言葉だ。
正直、響いた。
なるほど、この人は上にいくはずだ。
心と身体に鞭を打った分、普段の何倍も旨味が増したビールをこれでもかと言うくらい胃袋に流し込み、そして泥のように眠り、明日からも舞台が続いていく夢を見た。
目が覚めるとあれだけ酩酊していたのにも拘らず、時計の針は3時間ほどしか進んでいなかった。
この感情は何だろう・・・。
あれだけ真剣に取り組んだにも拘らず、達成感でもなく、満足感でもなく、あるのはただただ空虚感。
寂しいとも悲しいとも違うポッカリと開いた穴。
幼い頃、毎年多くのクラスメイトを家に呼んで、自分の誕生日会を開いていた。
食卓は普段より何倍も豪華な母の手料理や上等なケーキで彩られ、壁は派手な折り紙の飾りつけで賑わい、玄関はたくさんのマジックテープのスニーカーで溢れかえっていた。
楽しい時間はあっという間・・・周知の事実だ。
日も落ち、玄関からスニーカーが消えると、この感情がやってくる。
食べ終わった食卓や、少し剥がれた壁の折り紙、色とりどりに包装された誕生日プレゼントたちは空虚感を増幅させた。
30才になってあの時のあの感情を味わう事になろうとは。
役者さんは毎回こんな感情になっているのか・・・
だとしたらきっと心は、音楽室の壁のように穴だらけだ。
その穴を埋める為に、また次の仕事に打ち込むんだろうなぁ。
でも俺は、もう少しだけこの余韻に浸ります・・・。
本当に楽しくて、楽しくて、楽しくて、楽しくて、楽しくて、楽しくて、楽しくて、楽しくて、楽しくて、楽しくて、楽しくて、楽しくて、楽しくて、楽しくて、楽しくて、楽しくて、薬しくて、楽しくて、楽しくて、ちょっぴり大変な、舞台でした。(1つだけ薬が混じってます)
「みんな、本当にありがとう。またいつか集まろう。」
「折角何かを掴みかけたところで、物事は終わってしまう。そんなもんだ。恐いのはそれにすら気付かないことだ。」
打ち上げの席でつんくさんが言った言葉だ。
正直、響いた。
なるほど、この人は上にいくはずだ。
心と身体に鞭を打った分、普段の何倍も旨味が増したビールをこれでもかと言うくらい胃袋に流し込み、そして泥のように眠り、明日からも舞台が続いていく夢を見た。
目が覚めるとあれだけ酩酊していたのにも拘らず、時計の針は3時間ほどしか進んでいなかった。
この感情は何だろう・・・。
あれだけ真剣に取り組んだにも拘らず、達成感でもなく、満足感でもなく、あるのはただただ空虚感。
寂しいとも悲しいとも違うポッカリと開いた穴。
幼い頃、毎年多くのクラスメイトを家に呼んで、自分の誕生日会を開いていた。
食卓は普段より何倍も豪華な母の手料理や上等なケーキで彩られ、壁は派手な折り紙の飾りつけで賑わい、玄関はたくさんのマジックテープのスニーカーで溢れかえっていた。
楽しい時間はあっという間・・・周知の事実だ。
日も落ち、玄関からスニーカーが消えると、この感情がやってくる。
食べ終わった食卓や、少し剥がれた壁の折り紙、色とりどりに包装された誕生日プレゼントたちは空虚感を増幅させた。
30才になってあの時のあの感情を味わう事になろうとは。
役者さんは毎回こんな感情になっているのか・・・
だとしたらきっと心は、音楽室の壁のように穴だらけだ。
その穴を埋める為に、また次の仕事に打ち込むんだろうなぁ。
でも俺は、もう少しだけこの余韻に浸ります・・・。
本当に楽しくて、楽しくて、楽しくて、楽しくて、楽しくて、楽しくて、楽しくて、楽しくて、楽しくて、楽しくて、楽しくて、楽しくて、楽しくて、楽しくて、楽しくて、楽しくて、薬しくて、楽しくて、楽しくて、ちょっぴり大変な、舞台でした。(1つだけ薬が混じってます)
「みんな、本当にありがとう。またいつか集まろう。」