カマ本さん…な俺…。
33歳。
世間ではこの年齢を「中年に片足を突っ込んでいる」と言っても過言ではない。
本来なら結婚し家族を築き、おしぼりで顔や脇を拭き、新橋でカメラに向かって政治を語る…
こんなおじさんになっていても皆目おかしくはない。
しかし山本浩司33歳。
そんな世間の相場とは真逆に結構女子力高いのである。
植物をこよなく愛し、休日はアロマに癒され、台本を半身浴で覚え、ハンドクリームを常備し、家具を白と木目で統一する…
恐らくどんな敏腕刑事でもこのプロフィール=山本浩司、とはプロファイリング出来まい。
そしていつの時代も女子必須のアイテム「日記」
もちろんこれだって類にもれずカマ本は毎日書き記している。
日記は自分の内面を吐露出来き、それを外側から見れる至極の客観物だ。
昔の自分へ会いに、過去への扉を開く。
宝石を散りばめた様な日常の一日一日が、太陽にも匹敵する程の眩い光を放ち、今いる現在の隅々まで明るく照らしつける…
○月×日…買ったばかり本を読みたいが、天気が良いので外に出たい。という事でベランダにソファを出して外で本を読む事にした。頭いい。何だか寒くなった。夜、熱でた。
○月×日…何だか急にニンニクが食べたくなったのでニンニクを買いに行った。野菜炒めにひとかけら入れてみた。んーうまい。丸々全部入れてみた。ニンニクの味しかしなくなった。夜胸がカッカして全く寝れなくなった。もうニンニク全部入れるのはやめよう。
○月×日…ものすごい風が強かった。せっかくワックスで整えたのに風で髪がめちゃくちゃになったので家に帰ってきた。ひー。
俺…
こいつ…
嫌い…
世間ではこの年齢を「中年に片足を突っ込んでいる」と言っても過言ではない。
本来なら結婚し家族を築き、おしぼりで顔や脇を拭き、新橋でカメラに向かって政治を語る…
こんなおじさんになっていても皆目おかしくはない。
しかし山本浩司33歳。
そんな世間の相場とは真逆に結構女子力高いのである。
植物をこよなく愛し、休日はアロマに癒され、台本を半身浴で覚え、ハンドクリームを常備し、家具を白と木目で統一する…
恐らくどんな敏腕刑事でもこのプロフィール=山本浩司、とはプロファイリング出来まい。
そしていつの時代も女子必須のアイテム「日記」
もちろんこれだって類にもれずカマ本は毎日書き記している。
日記は自分の内面を吐露出来き、それを外側から見れる至極の客観物だ。
昔の自分へ会いに、過去への扉を開く。
宝石を散りばめた様な日常の一日一日が、太陽にも匹敵する程の眩い光を放ち、今いる現在の隅々まで明るく照らしつける…
○月×日…買ったばかり本を読みたいが、天気が良いので外に出たい。という事でベランダにソファを出して外で本を読む事にした。頭いい。何だか寒くなった。夜、熱でた。
○月×日…何だか急にニンニクが食べたくなったのでニンニクを買いに行った。野菜炒めにひとかけら入れてみた。んーうまい。丸々全部入れてみた。ニンニクの味しかしなくなった。夜胸がカッカして全く寝れなくなった。もうニンニク全部入れるのはやめよう。
○月×日…ものすごい風が強かった。せっかくワックスで整えたのに風で髪がめちゃくちゃになったので家に帰ってきた。ひー。
俺…
こいつ…
嫌い…