神頼み…な俺…。
新しい年を迎えてから、瞬くように一週間が過ぎ去った。
年始は年末に比べて時間が速く進むというのが持論なので無理もない。
毎年この時期には初詣に神社へと足を運ぶ。
理由は簡単。
だって、大人がそうしてるから。
今年の初詣は、例年より良い事がありますようにと、いつもの二倍お詣りなんかしてみる。
この時期に初詣とはいうものの、一年でこの一度しか詣らないので、結局は一年中いつ詣っても初詣となる。
そして毎年行列に並びおみくじを引く。
理由は簡単。
だって、引きたいから…。
そして今日も、バイトの巫女さんが入れたであろうおみくじを、あたかも神様からのありがたいお告げのごとく崇拝する。
所詮神様なんてものは幸とか不幸とかを計るものさしでしかないのかもしれない。
おとなしく並んでた甲斐もあり、いよいよ次で自分の順番。
ん?
一つ前の人がなにやらモメめている。
お金を入れたのに、おみくじが出てこない…と。
年明けから、随分と不幸な人もいるもんだ。
しばらく粘っていたその彼も、ついには音を上げ憤慨しながら、神社を後にしていった。
そして自分の順番。
百円を入れる。
ド、ドン。
…二個出てきた…。
理由は簡単。
だって、二倍お詣りしたから。
果たして…
どっちが自分のだろう…。
せっかくなので両方開けてみる。
小吉と…
吉…
…
まぁ、併せて大吉…だな。
年始は年末に比べて時間が速く進むというのが持論なので無理もない。
毎年この時期には初詣に神社へと足を運ぶ。
理由は簡単。
だって、大人がそうしてるから。
今年の初詣は、例年より良い事がありますようにと、いつもの二倍お詣りなんかしてみる。
この時期に初詣とはいうものの、一年でこの一度しか詣らないので、結局は一年中いつ詣っても初詣となる。
そして毎年行列に並びおみくじを引く。
理由は簡単。
だって、引きたいから…。
そして今日も、バイトの巫女さんが入れたであろうおみくじを、あたかも神様からのありがたいお告げのごとく崇拝する。
所詮神様なんてものは幸とか不幸とかを計るものさしでしかないのかもしれない。
おとなしく並んでた甲斐もあり、いよいよ次で自分の順番。
ん?
一つ前の人がなにやらモメめている。
お金を入れたのに、おみくじが出てこない…と。
年明けから、随分と不幸な人もいるもんだ。
しばらく粘っていたその彼も、ついには音を上げ憤慨しながら、神社を後にしていった。
そして自分の順番。
百円を入れる。
ド、ドン。
…二個出てきた…。
理由は簡単。
だって、二倍お詣りしたから。
果たして…
どっちが自分のだろう…。
せっかくなので両方開けてみる。
小吉と…
吉…
…
まぁ、併せて大吉…だな。