ありがとうMー1グランプリ…な俺…。 | タイムマシーン3号 山本浩司オフィシャルブログ「アリス美容室」Powered by Ameba

ありがとうMー1グランプリ…な俺…。

ダメだ。




いくら飲んでも酔えない。




くそっ。




さっきまで磁石の永沢と二人であれだけ、ヤケ三ツ矢サイダーをしたのに…。








気がつきゃ朝の5時…。




そりゃ寝れませんよ。




あの大井競馬場の寒空の下で、勝手に一人でドキドキしてたのが、もう十時間も前の話かぁ。




たかが三十年の薄っぺらい生涯の中ですが、こんなにも楽しい思いを、そしてその倍悔しい思いをしたことが過去にあったでしょうか。




そりゃあ、もちろん結果に納得はいかないですよ。




そりゃそうでしょ、だって自分がいかなかったんだから。




他人の勝利を手放しで喜べるほど、僕は大人じゃないっすよ。




テレビに出てる売れっ子よりも、僕らみたいな華も人気もない奴らが引っ掻き回すのがこの大会の面白いとこだって思ったんだけどなぁ。




まぁ、華も人気もないからダメだったんだろうけど…








よく「お前等は一回決勝いってるからいいじゃん!!」…って言われます。




けど、一回いってるからこそ、もう一回いかなきゃダメだったんですよ。




一回いっても、それでも売れてないんだから、じゃあ二回いくしかないんですよ。




事務所だってお笑い的には小さいし、ショートネタブームにも乗れなかったし、見てくれだってよくないし、キャッチーなギャグも、強力なコネだって僕等には一つもないんですよ。




だから売れるまで、二回でも、三回でも、とにかくこれでいくしかなかったんですよ。




くっそーっ!!




もう終わっちまったーっ!!




今回はゴールデンのテレビで、みんなにちゃんと漫才見せたかったー!!




けどそれが叶わなかったということは、きっと僕等にはない何かを決勝にいった九組はちゃんと持っていたんです。




本当に最後に相応しい、素晴らしい決勝戦でした。




最後に、敗者復活戦会場で応援してくれた森田まさのり先生、里田まいちゃん、男子トイレにズカズカ入ってきた掃除のおばちゃん、ほんの少しでも僕等な期待していただいたみなさん、本当にすいませんでした、そして本当にどうもありがとうございました。




そして本当に最後に…




色々言われてますが「他事務所」って響き、実は…大好きだったんです。




だってそこからいった方が、なんか…イイでしょ?




まぁ実際はいけなかったから、イくないんですけど…








とにもかくにも、八年間、本当にお世話になりました。




華も人気もない奴らが一瞬でも強く輝ける場がまたいつか出来ることを期待しています。




ありがとうMー1グランプリ。




さようならMー1グランプリ。




待ってろよ、鳥人間コンテスト。