26日(日)の読売新聞朝刊にて
日本医師会・横倉義武会長と
日本尊厳死協会・岩尾總一郎理事長に
終末期医療についてお話を伺いました。

リビングウィル(=生前の意思)とは

病気などで意思表示できなくなった時に備えて、延命治療などの希望をあらかじめ残しておくことをいいます。

聖路加国際病院など、このリビングウィルを導入している病院も増えつつあるのですが

海外に比べると日本ではまだまだ浸透していません。

「終活」なんて言葉もよく耳にしますが
自分らしい人生の終わり方を
生きているうちに家族に明示しておく

そして、かかりつけ医に渡しておくことも
いざという時に混乱しないかもしれません。

今回の記事を読んだ、医師の友達が
現場の話をしてくれました。

施設にいる高齢者が「もしもの時は先生が往診に来て、看取ってくれればいい」と話していたのに

同意書が未承認だったために

心停止で発見される→
蘇生処置をされながら救急搬送→
医師も助かる見込みはほぼ0と思いながらも、処置を続けざるを得ない…

こういうケースがよくあるそうです。
警察を呼ぶ場合もあるそうで…

その方が望んだ形の死ではなかったわけだし
救急も、この間に他に救えた命があったかもしれません。

…人生のフィナーレをどうするか。

そういえば私の祖母は
お葬式の祭壇デザインを自分で選んでいましたメガネ

カタログを見せてもらったら
ピンクとか紫のお花満載のムーディーな祭壇でしたが、
本人はかなり嬉しそうでしたピンク薔薇

決めてからもう10年近く経つんですけどね、元気ですキョロキョロ

超高齢社会。
うちも改めて祖母のリビングウィルを確認してみよう。