改修して公開された「旧前田家本邸」を見学しました♪(洋館編)
に続き、和館編です。
まずは、洋館とつながる渡り廊下をご覧ください。
30メートルある渡り廊下の半分の和館側はこうなっていたのですね。
左側に見えるのは茶室です。
さて、和館ですが、外国賓客に日本文化を伝える目的で建設されたもので
迎賓施設に特化した近代和風建築になっています。
洋館から和館に移動して、
門から入りましょう。
和館門は、唐破風造の一間薬医門というのだそうです。
玄関から中へ。
1階の御客間。付書院や違い棚を備えた書院造りです。
御次の間と合わせると40畳近くになる広さです。
御客間と御次の間の間にある欄間の透かし彫が繊細で見事です。
御客間(手前)と御次の間(奥)を中心に畳廊下などでぐるりと囲む間取りになっています。
御次の間から見える庭園。ゆったりした気持ちになります。
日本画家橋本雅邦の絵が描かれた杉戸がほかにもたくさんありました。
2階には御居間がありますが、円窓が印象に残っています。
では、外観を見ましょう。
玄関から庭に移動します。
庭から和館を見ました。
庭は池泉庭園。灯籠がたくさんありました。
こちらは茶室です。中は見られませんでした。
前田家は裏千家だそうです。
見えている入口は高貴な方用で、建物左側にいわゆるにじり口があるようですが、そこまでは入れませんでした。
茶室などは貸出しているので、お茶会で中に入れるのだと思います。
和館も落ち着いた雰囲気で、私たち日本人には落ち着ける場所でした。
けど、やっぱり洋館が魅力的でした。
皆さんはどっちが好きですか?