第9回社会的孤立防止対策本部には、村木厚子さん、湯浅誠さんにお越しいただきました。

村木さんは若年女性支援から、湯浅さんは全国に5000近くできている子ども食堂の取り組みから、今、孤立を防ぐためには官民、民民の連携が不可欠であることを語ってくださいました。コロナ禍において、さらにその必要性は高まっています。

今回の対策本部の会合にオンラインで参加された地方議員の皆さんも250人近くと会を重ねるごとに増えています。

今日から大阪はじめ、京都、兵庫、東京で緊急事態宣言が発令されました。コロナだけではなく、孤立により命が危険にさらされることがないよう、対策の強化は待ったなしです。全力で取り組んでまいります。

安心できる居場所重要/孤立防止への連携訴え/党対策本部で村木、湯浅氏 

安心できる居場所重要

2021/04/24 2面 公明新聞

 公明党社会的孤立防止対策本部(本部長=山本香苗参院議員)は22日、参院議員会館で、「若草プロジェクト」代表呼びかけ人の村木厚子氏と「全国こども食堂支援センター・むすびえ」理事長の湯浅誠氏の講演を聴いた。

 村木氏は、10~20代の若年女性支援の実情を報告し、孤立を防ぐには、一人一人にとって①安心できる居場所②味方③誇り――が重要になると指摘。それらをつくり出していくために、市民と行政、民間団体、企業などが「一緒に取り組める仕掛けができれば、孤立に悩む子どもが減るのではないか」と述べた。

 湯浅氏は、「こども食堂」について、「子どもを真ん中に置いた多世代交流の地域の居場所」であり、孤立対策にも大きな役割を果たしていると説明。こうした活動を地域住民や団体、企業などが支える「民民連携」を、行政が後押ししていく必要性を訴えた。

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