奈良県平群町は、被災者支援システムを今回の特別定額金支給に活用したことにより、システム改修費がほとんどかからず、今月8日の時点で全世帯の半分以上の申請があったそうで、まもなく支給が始まります。  

窪さんはじめ西脇平群町長、町役場の職員の皆さんの必死の頑張りです。そして、被災者支援システムの改修に超短期間で対応してくださった吉田センター長はじめJ-LIS、総務省の対応に改めて心から感謝申し上げます。  

これを導入しておけば、このシステムを活用して、自治体独自の給付金支給が可能となります。

また、これから出水期を迎えますが、災害発生前には住民の効果的な避難誘導に、災害時には罹災証明の早期発行など被災者支援全般に使えます。  
そして、今年、コンビニ交付が始まって10年たちましたが、小規模自治体ではなかなか導入コストが高く導入できていません。

コンビニ交付を担うJ-LISがコンビニ交付サービスをクラウド上提供するモデル事業を実施していることから、そことの連携も視野に入っています。  
一つ一つの自治体でシステム開発、運用するのではなく、J-LISが安全に運用する、システムを活用し、何かあったらサポート受けられるというのは、小規模自治体にとっても、それ以外の自治体にとっても、大きなメリットではないでしょうか。  

被災者支援システムは、災害時のみならず、平常時にもフルに住民基本台帳をベースに住民支援を行うシステムです。  

このシステム導入が住民の皆様のためにさらに進むよう、地方議員の皆さんとともに、引き続き頑張ります。 

(新型コロナ)全国初、被災者支援システム活用/10万円給付 役場一丸で申請書発送/奈良・平群町 #公明新聞電子版 2020年05月11日付 


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