兵庫県議団の皆さんとともに神戸市で開催されていISPO2019世界義肢装具世界大会へ。

この大会の招致から実施に至るまでご尽力されてきたISPO日本支部の支部長である陳先生に案内していただきました。

今回の参加国は93で過去最高。アフリカなどからも参加者がたくさん来られていました。企業からの出展も過去最高で、参加人数も初日で過去最高を記録したとのこと。北欧含めたヨーロッパ勢がずらりと並ぶ中、日本の企業も日本の優れた技術や利用者のニーズを踏まえた細やかな視点を生かしつつ、頑張っていました。

特に、今まで陳先生のところで進めてきた筋電義手については先天性で右手がない方が、今までは左手でしかペンを持って字を書いたことがないとのことでしたが、筋電義手を使い、文字を書くパフォーマンスも見せてくれました。

義足もいろいろなタイプがありますが、どれも極めて自然で滑らかです。介護ロボットについても、症状にもよりますが、使うことにより、より一層早く機能回復に役立っているとのことでした。

補装具をつけることで世界が広がり、今までできなかったことができるようになった。補装具をつけることにより、人生が変わったーそう明るく語る利用者の方々の姿に感動。

今回の大会を機に、より一層、義肢装具の開発が進み、必要とする方々に届けられるよう、全力で頑張ってまいります。