令和考149
「リウマチの人は完璧主義者的傾向が強い！」
病気の症状（痛みやその部位など）は、
あなたの意識からの大切なメッセージである。
症状がつらい時には薬に頼るのもよいが、
本来は、なぜその症状が起きているのか、
症状は、あなたに何を伝えようとしているのか、
あなたの意識に問いかけてみる必要がある。
今回は、リウマチについて
その症状があらわすメッセージを紹介していきたい。
最近の研究によると、
リウマチの原因は、
ストレスが免疫の仕組みを狂して起きる
ことが分かってきている。
リウマチのその他の原因としては、
遺伝説、ウイルス感染説なども
根強くあるので、
原因としてこれだと特定されるものは
まだ見つかっていない。
リウマチは、女性に多い病気で
30～50歳くらいの女性が多い。
症状としては、
朝起きた時に、
手の痺れ、力が入らない、
手の強張りなどがみられる。
リウマチが進んでくると、
指・手首・肘・膝関節などに
変形がみられ、
様々な行動制限が現れてくる。
ここで意識からのメッセージをお伝えする。
リウマチを患う人は、
完璧主義的な傾向がある。
神経質なまでに自分にも、他人にも、
完璧性を求める傾向が強い。
そして、求めたものが得られなかったり、
求めたことが完璧でなかったりすると、
そのことに我慢がならなくなり、
攻撃的な意識を自分自身にも、
他人にも、向けるようになる。
この攻撃的エネルギーを
他の人にぶつけることなく、
自分の意識の中に
抑え込んだままにしていると、
このエネルギーが
体の関節の部分の筋肉にたまり
炎症を起して痛むようになる。
完璧主義者は、
自分が優秀な人間なのだという自覚があり、
欠けている自分を許せないでいる。
欠けている自分を
許せるようになるためには、
自分の中に、完璧でない、足らざる部分がある
ということに気づくことだ。
それを認識できれば、
リウマチの症状も
回復に向かうことだろう。