令和考43  人は一人では生きていけない! | 山本法乗オフィシャルブログ「点圧セラピー公式サイト」Powered by Ameba

山本法乗オフィシャルブログ「点圧セラピー公式サイト」Powered by Ameba

山本法乗オフィシャルブログ「点圧セラピー公式サイト」Powered by Ameba

 

令和4年7月12日(火)令和考43

「人は一人では生きていけない!」

 

 

挫折を経験して

すっかり落ち込み

自分を責めすぎて

うつ状態になってしまった

「完璧主義者」が

再び精神のバランスを

取り戻すには、

 

 

 

仕事や人間関係の中で

人から感謝されたことや

喜ばれたことを

一つひとつ思い出す時間を

もつことが大切である。

 

 

 

しかし、

「完璧主義者」が

うつ状態になると

自分の良いところが

全く見えなくなり

さらに自分をマイナスへと

追い込むことになる。

 

 

 

独りで

自室に閉じこもっていては、

自分の気持ちを上向かせることは、

なかなか難しい。

 

 

 

そんなときこそ、

家族や良き友人の助けが必要になる。

 

 

 

しかし、「完璧主義者」が

自分を責めている間は、

家族や友人の言うことなど

まともに受け止めようとはしない。

 

 

 

だからこそ、

何気ない会話の中で

その人の良い部分や長所を

口に出して褒めてあげることが

大切なのである。

 

 

 

最初は煩がられたりして

素っ気ない態度を取られるが、

顔を合わせる度に何かひと言、

褒め言葉や長所を投げかけていると、

そのうち当人も

仕事や人間関係の中で

役立ったことや

感謝された出来事を

少しずつ思い出すようになり、

やがてうつ状態から

浮上できるようになる。

 

 

 

うつ状態から脱出できたら、

再びうつ状態に陥らないような

対策が必要である。

 

 

 

他人に感謝された出来事や

仕事で喜ばれた出来事などを

大きく紙に書き出し、

壁などの目につく所に

貼っておくことをお勧めしたい。

 

 

 

うつ状態のときは

独りきりになりたくて

自室に閉じこもることになるが

そのとき、張り紙は

いやでも目に入るようになる。

 

 

 

それが意識の中に

少しでも入っていけば

落ち込んだ状況も変化していく。

 

 

 

張り紙の言葉を

チラッと意識するだけでも

いつもの自分を

取り戻すきっかけにはなる。

 

 

 

そして、強い精神をつくるには

他人の評価や言動を

気にしない自分自身を

つくる以外に方法はない。

 

 

 

他人の言動や評価に

惑わされるから

出来ないことに対して

自分を許せなくなってくるのだ。

 

 

 

他人の言動や評価ほど

当てにならないものはない。

その人の気分次第で

コロコロ変わるものである。

 

 

 

他人の言動や評価に

いちいち振り回されていたら、

一生、ニセモノの自分を

引き摺らなくてはならない。

 

 

 

うまくいくことだけが

人生ではないのだ。

 

 

 

つまずくから、

失敗するから、

恥をかくから、

人生の妙味もわかってくるのだ。

 

 

 

人生の途上で味わった数々の痛みが

あなたの意識の幹を

太く揺るぎないものにしていく、

ということを忘れてはならない。