令和考36 焦りと不安は禁物! | 山本法乗オフィシャルブログ「点圧セラピー公式サイト」Powered by Ameba

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令和考36

「焦りと不安は禁物!」

 

 

世の中には、

まだ起きてもいないことについて

「それが起きたらどうしよう」と

心配や不安を先取りして、

それが原因で体調不良をひきおこす

「取越し苦労型」の人がいる。

 

 

 

生きていれば、

心配ごとや不安の種は

次々と襲ってくるだろう。

 

 

 

しかし、それらはすべて、

そのことが現実に起きてから対処しても

十分に間に合うものなのである。

 

 

 

不安でたまらないのは、

あなたの中に

「焦り」があるからではないか?

 

 

 

あなたの過去を

少し振り返ってみていただきたい。

あなたがこれまでに抱えた

数えきれないほどの不安や心配ごとが、

現実に起きた数は

ほとんどなかったのではないだろうか。

 

 

 

それよりも

「不安」や「心配」という

マイナスの気持ちを抱えていることで、

他のマイナス要件を引き寄せて、

痛い目を見たことのほうが

多かったのではないだろうか。

 

 

 

人間の思考には物理的な力があるので、

心の中の不安や心配ごとが蓄積して

やがて飽和状態になると

その出口を求めて動き出すことになる。

 

 

 

心の安定が得られない状態だから

早く考え直したほうがいいよ、と

人間にそのシグナルを伝えるために

肉体の症状、不調となって

現れるのである。

 

 

 

しかし人間は

自分中心に物事を考えるため、

意識のバランスが崩れているシグナルを

なかなか受け止めることができない。

 

 

 

病気は、外部からやってくる

不運であって

自分のせいではないと

思っている人たちが

ほとんどなので、

肉体に症状が現われても

まさか自分の日々の意識の

不安の積み重ねが原因であるとは

思いも及ばない。

 

 

 

つまり、起きてもいない

心配ごとや不安なことを先取りして

日々を過ごしていると、

それらはすべて

潜在意識の領域にキャッチされ、

マイナスのエネルギーとして

蓄積されていく。

 

 

 

その結果、

体は常に交感神経緊張状態となり、

それが血流を滞らせ、

やがて組織破壊を起こし、

病気へと至るのである。

このメカニズムは、

現代医学の免疫学の研究で

充分に証明されている事実である。

 

 

 

そして、

起きてもいない出来事を

心配や不安として抱き続けていると、

他の人たちが持っているマイナス意識まで

引き寄せることにもなるので、

何ひとつ良いことは生まれない。