現代医学の進歩によって、
病気や病人の数を減らせたか？
このことをずっーと考えてきました。
自然科学の発達を受けて
私たちの生活はとても快適になりました。
医療の分野においても、
医療機器の発達、
治療技術の進歩、
薬剤の開発などによって、
病気の数も、病人の数も、
以前より減少している、
と言いたいところなのですが、
現実はむしろその逆で、
科学の恩恵を受ければ受けるほど、
病気も病人も増えているという
皮肉な現実に驚かされます。
確かに現代医学の素晴らしさは
誰もが認めるところです。
感染性、伝染性の病気、
救急性の病気、
手術をようする病気は、
他の治療分野の追随を許さないほど、
人類に多大な貢献を果たしてきました。
それならば何故、
病気や病人の数は
減らないのだろうか？
この疑問に対して現代医学は
答えを見出せてはいません。
病気回復には、
体に現れた症状を
診るだけではなく、
現われた症状の意味を
見出すことのほうが
とても大切なことなのです。
ですから、「点圧セラピー」は、
体そのものを診るだけではなく、
その肉体を動かしている元である
意識の質や方向性に注目しています。