今回のテーマは、「風邪」です。
風邪をひいている方も
少しずつ増えてきましたね。
風邪の予防には、
「手洗い」
「うがい」
「マスク」
の三点に勝るものはありません。
また咽喉のうがいには、
水よりも緑茶のほうがお勧めです。
緑茶に含まれているカテキンが
インフルエンザのウイルスの
侵入を防いでくれます。
風邪をひくと、
血中のリンパ球とウイルスが
戦っているので、体がだるくなり、
その後、発熱します。
発熱自体は、
体の治癒反応なので、
39度以上の高熱にならないかぎり、
解熱剤を飲まないで、
体を休めるほうが、
早く回復します。
とくに風邪のひき始めに、
悪寒や倦怠感がある場合は、
体を温めることが一番です。
東洋医学では第7頸椎の下の
周辺のツボからから風邪（ふうじゃ）が
侵入するといわれていますので、
その周辺を温めると
悪寒や倦怠感がとれていきます。
「体に現われた症状には
必ず意味がある！」と考えて、
風邪の意識の傾向性を見ていきましょう。
風邪は期日が迫っているのに
なかなかはかどらない仕事や、
自分のキャパを超えた課題から
逃げだしたいと思っている時に
ひきやすくなる傾向があります。
風邪をひくことで、
一時的な苦境から自分の身を
避難させて、労わることができます。
日頃抱えている悩みや
人間関係のしがらみなどが
負担になっている場合には、
「風邪でもひいて、二、三日休みたいなあ」
などと思うことはありませんか？
そのように思っていると
見事に、現実に風邪を引き寄せて
あなたの願っていることが実現します。