「命の紡ぎ合い!」 | 山本法乗オフィシャルブログ「点圧セラピー公式サイト」Powered by Ameba

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山本法乗【東洋医学心療カウンセラー】のブログ

モノは単体で置かれていると、
ただの物体にしか見えませんが、
そこに人間の心というものを通わせると、
新たな役割が生まれて、その存在に輝きを増します。


モノがあっての心の豊かさではなく、
心があってのモノの豊かさであり、
モノは人間の心が離れた途端、
無価値な存在になっていきます。


その意味では、人間をはじめとして
動物、植物、鉱物、森羅万象すべてのものに、
心が宿っており、それらが互いに影響し合うことによって、
存在と価値が生まれてくると考えるほうが
人間らしく生きられるのではないでしょうか。


また、心というものをまったく別なものとしてとらえ、
「自分の命は自分のものだから、

勝手に生きて何が悪いの?」
という考え方をする人もいます。


しかし、ここで冷静に考えてみてください。
あなた一人の存在がこの世に生まれるためには、
どれほどの人間が関わってきたことでしょうか?


まず初めに、あなたを産んでくれた両親がいます。
その上には、その両親を産んでくれた両親がいます、
そして、その両親のまたその上の両親をと、
ずーっと辿っていくと、数えきれない人たちが
あなたがこの世に生まれてくることに関わっています。


それだけをもってしても、
あなたが、「自分の命を好きなように使って何が悪い!」
という考え方は、成立しなくなるのです。

あなたひとりの誕生には、

数えきれない人たちの
命と思いが紡がれているのです。