「薬に頼る前にやるべきことが…」 | 山本法乗オフィシャルブログ「点圧セラピー公式サイト」Powered by Ameba

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「薬に頼る前にやるべきことが…」


07年頃から日本では特定地域や診療科における

医師不足が社会問題となっていますが、

これまでの医師の供給を支えていた

大学医局制度の崩壊、開業医師の増加、

新しい研修制度の開始などが

医師不足に拍車をかけています。


しかし、特定地域や診療科などにおける

医師不足が深刻であっても、

30年前の医療状況と比べると、

医師数や医療施設は確実に増えています。


高度な医療技術が発達し、医療機器や薬剤の

研究開発が進んでいる現代において、

「病気や病人の数が減らないのはなぜだろう?」

という疑問が、当然、湧いてきます。

しかしその疑問に対して、

明快に答えを出してくれる人は、

残念ながら西洋医学の中にも見当らないのが実状です。


これだけ医療を取り巻く環境が充実している現代において、

病気や病人の数が減らないということが意味するものは、

科学的努力や科学的処置のほかに、

「何かするべきことがあるのではないか?」

ということを真剣に考えることが

要求されているのではないでしょうか?


西洋医学は、「ひとつの病気にはひとつの原因がある」

として、病気の原因を科学的に追求してきました。

一方の東洋医学では、「万病一元、血の汚れから生ず」

という理念の下、「すべての病気の原因はひとつであり、

それは血液の汚れである」として、

人間の体を総合的に診る治療を行なってきました。


しかし、西洋医学も東洋医学も、

科学的努力や医学的処置のほかに、

「何かするべきことがあるのではないか?」

ということに対しては、

明快な答えを出せないままでいます。