一ノ倉沢【いちのくらさわ】 1歳

 

所在地  群馬県利根郡みなかみ町湯檜曾湯吹山国有林

標高  870m

駐車場  谷川岳ロープウェイ ベースプラザ駐車場 500円(トイレあり)

電気ガイドバスの運行あり。 ガイド料:片道1人500円、中学生以下無料

 

日本三大岩壁のひとつと言われている一ノ倉の岩壁を眺めることができます。

夏になっても溶けずに残っている雪渓も見られます。

 

2人目を妊娠中、つわりが終わって体力が回復してきた頃、軽く歩こうということで向かったのが谷川岳の一ノ倉沢でした。

舗装された道路が続き、アップダウンもあまりないのでとても歩きやすい道です。

 

この頃にはよちよちと歩き始めていた娘。

ときどきベビーキャリアから下ろして、安全な場所で歩かせてあげるとニコニコと嬉しそうにしていました。

 

電気ガイドバスも運行しているので、体力次第で片道だけ利用することもできます。

 

池の平湿原【いけのだいらしつげん】 4歳・2歳

 

所在地 長野県東御市滋野

標高  2000m

駐車場 池の平駐車場 600円(トイレあり)

 

池の平湿原は数万年前の三方ヶ峰火山の旧火口が湿原化してできた高層湿原です。

気候が独特のようで、標高2000mにありながら3000m級で生息するような高山植物と普段里山で見かけるような植物とが混在しているそうです。

 

当初見晴岳まで登る予定でしたが、この日は天気があまり良くなかったのであきらめることとなりました。

湿原をめぐる木道をゆっくりと散策するだけでも、子どもたちにとっては楽しい時間になったようです。

帰るころになると、遠くから雷の音が聞こえ始めたので、無理して登らなくて良かったとホッとしました。

 

山の方へ行けばこの時期「高山植物の女王」とも呼ばれるコマクサを見ることができたようなので、今度はお天気がいい時にリベンジできたら、と考えています。

 

美ヶ原高原【うつくしがはらこうげん】 4歳・2歳

 

所在地 長野県松本市・上田市

標高  2034m

駐車場 山本小屋ふるさと館駐車場

 

以前美ヶ原自然保護センター駐車場側から王ヶ頭まで登ったことがあるため、今回は山本小屋側から美ヶ原高原の牧場の中をのんびり散策しました。

 

何度来ても標高2000mを超える場所にこんなにも広々とどこまでも続きそうな平原が広がっているなんて、と不思議な気持ちになってしまいます。

 

子どもたちもゆったりとまっすぐに広がる道を自由に歩けてとても嬉しそうです。

牧場の牛や馬との触れ合いも新鮮で良い経験になっていると思います。

 

途中から雨が降り出したこともあり、王ヶ頭までは行かず、塩クレ場で昼食を食べて折り返すこととなりました。

 

本当に雄大でいつまでも飽きることのない景色が広がっていて、また何度でも訪れたいと思う場所です。

 

湯ノ丸山【ゆのまるやま】未達成 5歳・3歳

 

所在地 長野県東御市・上田市と群馬県嬬恋村の境

標高  2101m

駐車場 湯ノ丸スキー場第一・第二駐車場(トイレあり)

 

ゆったりとおおらかな山容で、周囲の景色と合わせてとても穏やかな山の印象でした。

湯ノ丸山へ向かう途中にあるつつじ平はレンゲツツジの群生地として有名です。

 

今回到達はできませんでしたが、山頂は広くガレ場となっていて、周囲に遮るものが何もないので風の強い日は直撃して大変なようです。

しかし、天気が良ければ360度の大パノラマが楽しめる絶景スポットとなっています。

 

湯ノ丸スキー場の広い駐車場に車を置いて、ゲレンデの斜面を登っていきます。

途中、牛が放牧されていて、のどかな景色が広がります。

 

ゲレンデを過ぎるとアップダウンのない歩きやすい道がしばらく続きます。

道のわきにはこの時期たくさんのお花が咲いていました。

 

そこからしばらく歩くと鐘の分岐が現れます。

鐘を過ぎてやっと山登りという感じの山道が始まったのですが・・・

空模様が怪しくなってきたのと、時間的にこのペースで山頂までは難しいかもしれない、ということでここで断念。

 

途中休憩が多すぎたのと歩くペースが遅すぎたのとで時間が足りなくなってしまいました。

子どもたちは山頂まで行けず悔しがっていたので、また挑戦したいと思います。

 

飯盛山【めしもりやま】 5歳・3歳

 

所在地 長野県南佐久郡南牧村

標高  1643m

駐車場 平沢峠展望台(しし岩)駐車場(トイレあり)

 

お茶碗にご飯を盛ったようにきれいな山の形から「飯盛山」という名前が付いたと言われているようです。

 

登山道はよく整備されており、危険個所もなく歩きやすいです。

途中景色が開けると間近に八ヶ岳を眺めることができ、見るだけで元気が湧いてきます。

 

天気が良ければ山頂から360度さえぎるものもなく景色を堪能することができます。

山頂付近も広々としているので景色を見ながらゆっくりと昼食を楽しめました。

 

双子山【ふたごやま】 6歳・4歳

 

所在地 長野県南佐久郡佐久穂町上

標高  2224m

駐車場 大河原峠駐車場(トイレあり)

 

八ヶ岳最北端の山で、山頂は広く草原が広がっています。

周囲は遮るものもないので周辺の山々を広く眺めることができます。

 

大河原峠駐車場に車を置いて歩き出しました。

大河原峠から約30分ほどで双子山山頂へ到達するルートがありますが、今回は天祥寺原を通り亀甲池、双子池を巡ってから山頂へと向かうルートを使いました。

 

途中、しっとりと苔むした北八ヶ岳らしい山道や森の中にたたずむ静かな池に心が癒されます。

双子池にはキャンプ場もあるので、いつかキャンプをメインにして行くのもいいなと思っています。

 

この日の山頂は風が強く雲も多かったですが、近くに蓼科山や北横岳を見ることができました。

 

三方岩岳【さんぽういわだけ】 6歳・4歳

 

所在地 石川県白山市と岐阜県大野郡白川村にまたがる

標高  1736m

駐車場 三方岩駐車場(トイレあり)※有料の白山白川郷ホワイトロード内の駐車場です。

 

「三方岩岳」は「飛騨岩」「越中岩」「加賀岩」の3つの大きな岩壁で成り立っていることが名前の由来とのことです。

それぞれの岩壁は岐阜県、富山県、石川県を向いているそうです。

 

私たちは白山白川郷ホワイトロード内にある三方岩駐車場に車を置き、初心者向けの「三方岩登山道コース」を歩きました。

コースタイムは片道約50分で、子連れでも1時間ちょっとで登ることができました。

 

この他に栂の木台駐車場を利用して登る「ふくべ谷登山道コース」もあります。こちらの方がコースタイムが長いようです。

 

山頂からの展望は良く、この日は雲が少しかかっていましたが、白山も眺めることができました。

 

まとめ

梅雨が明けて、平地では気温がどんどん上昇してくる7月。

晴れの日が増えてきますが、暑い日が続くと体もばててしまいます。

そんな時には標高の高い山へ向かえば、心も体もリフレッシュできます。

7月の山行を振り返ってみると、途中から天気が崩れることが多いように感じました。

山の天気は変わりやすいので、状況を見て無理のない山歩きを楽しんでください。