先週の水曜日

兄が亡くなったと兄嫁から電話が入りました

 

ああ 

とうとう・・・

 

難病にかかり

今年のお正月まで持つかどうか

危ぶまれていた兄

 

覚悟はしていたものの

とうとう現実となってしまいました

 

急遽新幹線で鳥取まで帰ることに

 

大好きな富士山が見送ってくれました

 

こんなに綺麗なのに今日は悲しい富士山

 

姫路で乗り換え

智頭急行「スーパーはくと」に乗るまで

35分の待ち時間

 

姫路駅は初めてなので

駅の中を歩いてみると

姫路城のジオラマや

 

 

 

 

「灘まつり」の屋台の展示

 

 

次に乗った「スーパーはくと」にも

地方色豊かなあしらいが

 

 

懐かしい因州中井窯の洗面台に感激

 

入口に掛けられた暖簾も

郷土色豊かな倉吉絣

 

智頭急行なかなかやります

 

 

鳥取駅に着くと

因幡の白うさぎと

しゃんしゃん祭りの大きな傘がお出迎え

いつもなら心弾むはずなのに

この日は横目で見て通るだけ

 

 

 

 

駅からはお迎えに来てくれた

Rちゃんの車で直接葬儀場へ

 

 

そこの駐車場で見たものにびっくり!

まだこんな車が走っているなんて!

 

 

 

 

この日はお通夜でした

一回り小さく感じられる兄

 

色んな思い出が蘇ってきます

 

多様な趣味を持った兄からは

植物や漢方薬

謡や仕舞に至るまで面白い蘊蓄を

沢山聞かせてもらいました

 

私が人一倍好奇心旺盛(野次馬?)なのは

きっと兄の影響

 

翌日の告別式にも100名を超える大勢の方々が

お別れを惜しんで下さいました

 

その後

斎場に向かったのは親族のみ

兄を乗せた車は黒塗りの車

 

白のリンカーンもあり

好きな車を選べるのだそうです

 

金ぴかのドラゴンでなくて良かった

 

 

斎場はゆったりとして落ち着いた雰囲気

 

中庭がいい感じ

 

 

テラス側には中国山地の扇ノ山(おおぎのせん)が望めます

 

 

お骨となった兄はお寺に向かい

この日最後のご供養をして頂きました

 

戒名は兄の人柄や生きざまが刻まれ

誰もが納得して頷いた立派なものでした

 

ああ

とうとう両親も二人の兄も

いなくなってしまいました

 

寂しいものですね