こんにちは!山崎光春です。

スペースXは、ロケット「ファルコン9」により、通信衛星「Starlink」の新たな20基を軌道上に打ち上げました。このうち13基は、スマートフォンとの直接通信に対応する「Direct to Cell」の衛星となっています。

同社は、衛星とスマートフォンの直接通信サービスの提供に向けて着々と準備を進めています。Starlinkエンジニアリングのヴァイス・プレジデントであるマイケル・ニコルズ氏は、5月は衛星打ち上げで「かなり忙しい月」になったと述べています。

スペースXは、2024年後半にはT-モバイルで直接通信サービスの提供を開始する予定です。この新しいサービスにより、通信インフラが不足している地域でも、スマートフォンを使った通信が可能になります。宇宙からの直接通信は、災害時の緊急連絡手段としても期待されています。

スペースXの挑戦は、通信分野に新たな地平を切り拓くものです。衛星とスマートフォンをシームレスにつなぐ技術の確立が待たれます。

 

米スペースX、スマホと直接通信できる「Starlink」衛星を打上げ(ケータイ Watch) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/ac3655ee8b4d73f8d8d99262d7658331c4280860