こんにちは!山崎光春です。

自民党の宮沢博行衆院議員(49)が、20代女性との金銭援助を伴う同棲生活や出会い系サイトを使った買春疑惑などの不祥事により、議員辞職願を提出したことが明らかになった。

宮沢氏は3年ほど前、出会い系カフェで知り合った28歳の女性と都内の賃貸マンションで同棲生活を送っていたが、コロナ禍で自民党議員の銀座高級クラブ通いが発覚し批判された時期と重なり、1カ月ほどで解消した。 その後、出会い系サイトに「ひろゆき 49歳 東京都 自営業」のプロフィルで登録し、「(処女)卒業のお手伝いします」と男性経験のない女性を探すような文章を投稿していた。

さらに、今月は都内の自宅マンションに2夜連続でデリヘルの女性とみられる人物が出入りしていた。 宮沢氏は文春の直撃取材に「寂しさと欲望です。性欲が強かったもので」などと一連の行動を認め、素人女性を好む理由を聞かれると「銀座のクラブは面白くない。エッチできなかったら不満が残る」などと正直に話している。

一方、安倍派の政治資金パーティー裏金事件によりキックバックされた裏金については「秘書が管理している」とし、こうした女性たちには使っていないとした。 23日に議員辞職願を提出した宮沢氏は、24日に東京・永田町の議員会館にある事務所では引っ越しの準備作業が進められていたが本人の姿はなかった。

地元の関係者は「東京の事務所関係者にも連絡がなく、居場所も分からないようだ。説明も不十分で無責任にもほどがある」とあきれ果てている。 宮沢氏は自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、派閥からかん口令が敷かれていることを明らかにし、公然と執行部を批判したことで注目されていた。

永田町では、今回の辞職は政権への影響は少ないとみられているが、国会議員のカネや性にだらしないイメージは増幅。国民の目は厳しくなるばかりだ。