こんにちは!山崎光春です。

Viasatは、衛星インターネットサービスに加え、スマートフォンとの直接通信サービスの提供を検討している。同社は主に米国市場向けに静止軌道衛星を使ったインターネットサービスを提供しているが、今回は携帯電話事業者との提携によりスマートフォンとの直接通信サービス(Mobile Satellite Service:MSS)の展開を目指している。

Viasatのマーク・ダンカーグCEOは、MSS事業者同士がシームレスにローミングできる環境の構築を目指していると述べている。同一エリアで電波をプールすることで、スマートフォンへの直接サービスに多くの容量を確保でき、携帯電話の通信範囲外でも音声、テキスト、データ通信が可能になるという。

ダンカーグCEOは、携帯電話基地局と同様に宇宙でインフラを共有することで、コスト削減と資本の呼び込みが可能だと説明する。さらに、宇宙でのタワー開発・運用企業を設立することで、サービス提供の効率化と資本効率の向上が期待できるとしている。

Viasatは以前から、静止軌道と非静止軌道の衛星を組み合わせたハイブリッドナローバンドサービスの展開にも言及していた。今回の動きは、同社の衛星通信サービスの拡張戦略の一環と位置付けられる。

 

 

米ビアサット、衛星とスマホの直接通信サービスで事業者との提携を模索(UchuBiz) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/0a7eef3fe134edd92246b926e1ada3d9d5e1eab7