こんにちは!山崎光春です。

広島県内の学校や企業が、質の高い睡眠の大切さを学ぶ「睡眠教育」に力を入れ始めている。睡眠は記憶の定着や心の健康の維持に影響し、休息だけではない役割が見直されている。広島市中区の基町高では、上級睡眠健康指導士の保田厚子さんが生徒に睡眠の重要性を説いた。保田さんは、睡眠不足が心理面にも影響を及ぼすことや、睡眠を削る勉強は効果的でないことを強調した。また、企業も社員の睡眠の改善に取り組むことで、仕事の効率や質に大きく影響すると認識している。ウェブ制作会社「フォノグラム」では、睡眠を軸にした社員のメンタルヘルス対策に力を入れており、参加者の改善例も報告されている。

広島大大学院の林光緒教授は、日本人の睡眠時間が世界的に見ても短いことを指摘し、学校での睡眠教育の底上げと個々人が自身の睡眠を見つめ直すことの重要性を強調している。林教授は睡眠日誌の記録を勧め、必要な睡眠時間を確保した上で生活のリズムを整えることを提案している。

この動きは、睡眠ブームとともにさまざまなアプリなども登場しており、睡眠に関する情報やサポートが充実している。しかし、林教授は活動時間の捻出に睡眠時間を削るのではなく、必要な睡眠時間をきちんと確保した上で生活のリズムを整えることが重要だと指摘している。

 

脳も心もすっきり、きちんと眠るための「睡眠教育」 広島県内の学校や企業で取り組み 正しく知って生活見直す機会に(中国新聞デジタル) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/ba82de6c4e4191be11ef599f2c18f5d2c28fc78c