瀕死の「ブドウの木」を救えるか!!

 

再生応援隊メンバーのきょうこです(*^-^*)

 

今回は 忙しい花咲爺の川嵜さんに変わって再生作業のレポートをいたします☆

 

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高崎駅から歩いて数分の高崎市立美術館内の「井上房一郎記念館」の庭園の中のブドウの木が枯れてしまい大変なので「助けてください!」という市の職員さんから連絡があり、5月の晴天の中、お助け隊で再生させる炭入れ作業をしてきました!

 

炭入れの活動の様子をご報告しますクローバー

 

「井上房一郎記念館」についてはこちら

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高崎駅から歩いて数分。趣ある建物と敷地内の庭園が印象的な「井上房一郎邸」。

 

お庭には新緑が生い茂っていますが、その中の「ブドウの木」が、ほぼ枯れている状態。

根本は空洞になっていて木の幹や枝先は栄養が摂れずに干からびています。

根本は空洞になり木皮でつながっています。

樹の表面は 枯れていて瀕死状態な感じ。土壌はガチガチに固まっており土壌の状態、養分の吸い上げも悪そうです。

 

周りは新緑で生い茂っているのに「ブドウの木」だけはほとんど若葉がでていない状態。

 

かろうじて枝先のほうに若葉が数枚、やっとの思いで茂っているような痛々しい姿。

 

 

5月のころは 樹木が成長する季節なので 炭入れをして元気に再生できる確率が高いのです。期待感が高まります!

 

「ブドウの木さん!頑張って~」「なんとかこの木を助けたいね」

 

 

再生作業の間は職員の方たちが見守ってくれていました。樹木再生にむけて頑張るお助け隊たちとこの庭園を愛している職員さん達、みんな心はひとつですねウインク

 

今回、学んだことの一つに「人間にも低体温があるように 樹木にも低体温がある」とのこと。固く冷え切った今回の「ブドウの木」の土壌は柔らかくフカフカになり温度もあがり根も元気に育って根を貼り栄養を摂りやすくなるとのこと。2,3か月後の変化が本当に楽しみです(*^-^*)

 

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土壌を改善させることで木が元気になる!

 

炭の働きの説明⇒☆

 

クローバー クローバー クローバー

今回の炭入れ手順です

まず、固くなった樹の根元の土壌をかるくほぐしてゆきます。

 

 

根っこを傷つけないように慎重に 固い土壌をほぐします。

(あまり深く掘らないことが大事です)

 

 

範囲は樹の枝先がのびている真下あたりまで。

 

樹の幹の周りの土壌を軽くほぐし終わりました。

 

 

樹の枝先の真下当たりを幅10センチくらい掘ります。

 

 

樹の根の先が出てくるので傷つけないようそっと掘ってゆき炭が撒けるくらいで幅20センチくらい、深さは10センチくらいでぐるっと掘ってゆきます。(深く掘りすぎないよう注意です)

 

ちょっと掘るだけで 根っこの先が出てくるので根を傷つけないよう気を付けて浅めに掘るのが大事です。

 

 

こんな感じで樹の幹の周りにグルッと炭を撒く穴を掘れたら 根が乾く前に急いで炭を撒いて行きます。

 

 

 

手作りの竹炭を撒きます。

 

 

炭を撒いた上に ふんわり土をかけてゆきます。

 

柔らかくほぐした木の周りにミネラル水をたっぷりかけてゆきます。

 

この道具があるといい感じで水分を散布できます。

 

 

 

 

この日はお天気が晴れていましたが この後雨が降ってくれるとより成分が浸透し、木が生き返る速度が早まります。まさに恵みの雨が降ってくれることを祈ります。作業中ミネラル水を根元や葉先に散布をすると葉先が既にシャキッとしてきたように感じました。

 

2,3、ヶ月後の変化は アメブロとエックスにて発信しますね。

 

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貴方の周りで 枯れてしまいそうな樹はありませんか?

 

心配な方は メールで是非、メッセージください。何かしらお手伝いが出来るかもしれません。アメブロからメッセージをください。お読みいただいてありがとうございました。

 

花咲爺さん&応援隊 きょうこ