続きです。
上川駅では次の列車まで50分程度の時間がありましたので、待合室で改札を待ちます。
上川駅は2023年11月で開駅100周年を迎え、記念入場券を販売していたので、購入しました。
5枚1セット1000円でした。
さて、改札が始まったのでホームへ。次に乗る列車は
4623D 遠軽行 (上川駅) 2024/2/16
遠軽行ですが、遠軽で4663Dに列車番号が変わり、網走行きとなります。
石北線の列車はダイヤ改正でH100形に置き換えられるので、たぶん自分にとってこれが石北線での最後のキハ40乗車になると思われます。
1両でしたが、車内はそれほど混雑してなかったので、また4人掛けボックスシートに座ることができました。
列車は旭川行の特急大雪2号を見送った後、定刻の11:08に上川駅を発車し遠軽に向けて走り出します。
次の白滝駅までは在来線の定期旅客列車が運行する路線としては、JR最長の駅間(37.3 km) になります。
途中の中越信号所と上越信号所で停車し、除雪作業を行うと思われる方の乗降がありました。
中越信号所
上越信号所
上越信号所を出発し、全長4キロ以上の長い石北トンネルを抜けると、奥白滝、上白滝、白滝、旧白滝、下白滝と白滝シリーズが始まりますが、一般の人が乗降できるのは現在は白滝駅のみになっていますね。下白滝信号所で旭川行の特別快速きたみとの交換があり、丸瀬布、瀬戸瀬、そして終着の遠軽には12:38着です。
遠軽に到着した4623D
引き続き遠軽13:00発の網走行4663Dになりますが、継続乗車する人も荷物を持って一旦降りなければなりません。
改札を出ずに、そのままホームでしばらく待って、列車のドアが開くと再び乗り込みます。遠軽からは進行方向が変わるので同じ席でも良かったのですが、先ほどと反対側の4人掛けボックスシートに座ります。自分は空いているなら進行方向左側の席を選ぶことが多いですね。
列車は定刻に遠軽を発車し、網走に向けて走り出します。
車内で札幌駅で買った駅弁を昼食に頂きます。
列車は常紋峠をゆっくり上り、常紋トンネルを抜け、金華信号所で旭川行の特急大雪4号と交換のためしばらく停止し、その後峠を下り、途中の北見には14:31着、発車は15:00なので、30分ほど停車時間がありました。
北見駅にて
改札を抜けると改札時間までホームに入れなくなるので、そのまま車内で待ちます。
北見からは数名の方が乗車してきましたが、まだ車内には余裕がありました。
列車は定刻に北見を発車、網走まではあと1時間ほどです。残り少ない石北線でのキハ40の走りやエンジン音、車窓や車内の雰囲気などを楽しみ、以前北の大地の入場券の収集旅で訪れた美幌、女満別を過ぎ、車窓から網走湖が見えると間もなく終着の網走です。
夕刻の網走湖を車窓から
そして終着の網走には16:01着です。
網走に到着した4623D
キハ40-1727 長旅お疲れ様
さて、この日は網走に宿泊するのですが、もう少しだけ乗り鉄です。
網走駅跨線橋から
次に乗る列車は
4731D 釧路行 (網走駅)
網走16:17発のキハ54のこの列車に乗って北浜駅まで行って戻ってきます。
待避線には流氷物語号がいました。
列車は定刻に網走駅を発車し、車内はすでに多くの乗客で混雑してたので、前方のデッキに立っていました。次の桂台駅で下校する高校生が多く乗ってきて、車内はさらに混雑し、デッキも混雑していたので車窓も楽しめない状況でしたが、北浜駅には16:35着です。
北浜に到着した4731D
だいぶ日も落ち、暗くなってきましたが、まだ景色は望めそうでした。
網走方面
知床斜里方面
オホーツク海は一面流氷に覆われていました。
北浜駅舎
駅舎内の喫茶店「停車場」はこの日は14:00で閉店していました。
北浜駅は何度か訪れていますが、タイミングが悪いのか一度もこの店が開いている時に来たことがないです。
こんな時間でしたが、観光客もけっこう来ていました。ただ列車の来ていない間に線路内に入って写真を撮っている方もチラホラ見かけられました。危険ですしマナーは守ってもらいたいですね。
さて、帰りの列車がやって来ました。
4730D 網走行 (北浜駅)
北浜17:00発のこの列車の車内は来た時以上に混雑しており、デッキに立っているのもやっとな状態でした。
終着の網走には17:17着です。
網走に到着した4730D
跨線橋から札幌行の特急オホーツク4号
乗って来た列車からこの特急オホーツクに乗り継ぐ客が結構いました。
特急オホーツクを見送ってからこの日の宿へ。
夕食用に確保しておいた旭川駅で購入した駅弁は明日の朝食用にして、この日は駅近くのすき家の牛丼を夕食とし、ホテルに戻り、早めに休みました。
続きます。