こんにちは。
「ITコンシェルジュ」こと、
UTソリューションズ 吉川です。
「ユーザ協会」では様々なICT関連の情報発信をしています。
2021年5月号から連載してきた
“ICTの「へぇ~そうなんだ!?」”
という特集があります。
今回の内容は最終回ですが、とても興味深い内容ですのでご紹介します。
◆この間にも技術は進歩し、次々と新しいサービスが生まれています。
そのスピードに追いついていくためには、しっかり基礎知識を身につけて、学び続ける姿勢が大切です。
そこでおすすめなのが、「資格・検定」です。
※なるほど。資格ですね。
資格は取りたいと思っているけど、なかなか時間がとれない。というあなた。
自己管理に依存することが多いので、どうしても・・・。
ついつい遊んでしまった。ついつい寝てしまった。ついつい飲みすぎた~・・・。
難しい資格もあれば、比較的たやすく取得できる資格もあります。
まずは自信をつける意味でも、取得しやすいものからチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ICT関連の資格・検定はたくさんあり、知りたいと思う分野が含まれている資格・検定を探すだけでも学びがあります。
◆資格・検定試験のススメ
ICT分野に触れる時には、まずは本やインターネットで情報収集することでしょう。
しかし、それだけではどうしても情報が断片的になってしまい、部分的に理解ができても、全体的なつながりがとらえきれなくなりがちです。
資格・検定試験に向けて学習することで、一つひとつの知識が関連づけられ、体系立てて習得することができます。
また、資格・検定は難易度や分野ごとに級が分かれているため、無理なく習得できるようにプログラムされています。
“4級”“基礎”など、入門編のグレードばかりを選んで、さまざまな種類の試験に挑戦するのも効果的です。
◆基礎から応用まで幅広く学べる公的資格
代表的なのは、経済産業省が実施する情報処理技術者試験です。
この試験には、たくさんの種類がありますが、その中でも網羅的に基本から学べるのが
「ITパスポート試験」
です。
IPA ITパスポート サイトより引用
※これ、超お勧めです!!
一見、難しく専門的な試験のようですが、日常的にパソコンを使って業務をしている人々が共通して備えておくべき基礎知識を中心として出題されるため、いろいろな人が挑戦しやすい試験です。
IT技術ばかりでなく、経営や管理に関する出題もあり、ITが経営や業務の中でどのように活かされているかを考えるきっかけにもなります。
※IPA ITパスポート試験 ページに詳しく紹介されています。
◆専門性を高める民間資格
また、マイクロソフト社をはじめ、ソフトウェアやハードウェア、ネットワークサービスを提供している企業が、製品別に技術者や利用者を対象とした資格制度を設けています。
このように、企業が資格・検定を実施しているのは、ICT分野ならではの特徴といえます。
※おすすめは、MOSと呼ばれる資格です。マイクロソフト オフィス スペシャリスト。
エクセルやワードなどのマイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明できる資格です。
通常、会社の業務で使うExcel、Word、PowerPointがあります。
また、随時試験は、全国約1,700の試験会場で実施され、試験日は試験会場ごとに設定され、ほぼ毎日試験を開催しています。
マイクロソフト社 MOSサイトより引用
◆モバイルに特化して学べる検定
まだまだ進化が激しいモバイル通信分野にも、基礎知識が得られる検定試験があります。
その一つが、
「MCPCモバイル技術基礎検定試験」です。
ほかにも、
「MCPCスマートフォン・モバイル実務検定試験」
「MCPCモバイルシステム技術検定試験」
など、モバイルシステムに関するさまざまな分野にあわせて検定試験が実施されています。
自らが一生活者として、安心安全に、そして賢く使うために学ぶのと同時に、
周りの人にアドバイスやサポートができる人になれる
よう学ぶのもよいかもしれません。
とりわけ、高齢者のスマートフォン利用のサポートは急務です。
「スマートシニア地域モバイルサポーター検定試験」では、スマートフォンの電源のON/OFFから始まって、少しずつレベルアップしていき、最上位級ではスマートフォンの使い方をシニアに向けて指導できる指導者として認定されます。
今、政府は、デジタル化・デジタル社会の実現を成長戦略の一つとして掲げています。
それに向かって、誰もがデジタル化のメリットを享受できるよう、皆で学んでいきましょう。
弊社は、システム開発事業を行っています。
食品メーカーの受注管理システム、
建設会社の原価管理システム、
などの業務管理システム開発が得意です。
開発ソフトはFileMakerを採用することで、
高品質・迅速納期・良心的価格を実現できました。
https://www.ut-s.net/filemaker
FileMakerはシステム開発にメインとして使っていますが、
各種業務にはExcel、
補助金申請や契約書にはWord、
お客様への提案書、チラシ作成にはPowerPointと、この3つの使用頻度は高いです。
今日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。