こんにちは。
「ITコンシェルジュ」こと、
UTソリューションズ 吉川です。

 

(1)おにぎり

しばらく前(2019年)になりますが、ある記事に「お米」特集がありました。


シリーズで特集が組まれてており、数回にわたって掲載されていました。

 

「おにぎり」職人と、おにぎりロボットが競演するイベントが西武池袋本店で開かれました。


1954年創業の専門店「おにぎり浅草宿六」3代目店主の三浦洋介さん。

手早く三角に形作りながら、来場者におにぎりのすばらしさを語りかけました。

 

かたや、

パナソニックが開発を進めているロボット。


箱の中におにぎり1個分のご飯を入れて操作すると、ほどよく力加減を調節して、人間が握ったように柔らかなおにぎりを作りました。

 

できた「おにぎり」は来場者にふるまわれ、それぞれを食していました。

「やっぱり宿六はふわっとしておいしい」

「ロボットも意外にいける」

などと思い思いの感想が聞かれました。

 

宿六は「ミシュランガイド東京2019」に、おにぎり店として初めて掲載されました。


「おにぎりは海外の人にも親しみやすい和食。

家で作るものだったおにぎりが、外食として世界からも評価された」

と喜んだのは、(社)おにぎり協会の中村祐介さんです。

 

たかが「おにぎり」。されど「おにぎり」

ですね。


日本人の多くは「おにぎり」が嫌いな人はあまりいないのではないかと思います。

運動会、遠足、ピクニックには定番ですね。

 

中村さんは

「米を食べる国は多いが、ご飯を冷めた状態で食べるのも、手で持って食べるのも珍しい。日本独自の食文化だ

と指摘します。

 

また地域性が豊かな点も

「おにぎり」らしいですね。

ノリの製造販売「山本山」が

アンケートを実施しました。

 

普段食べているおにぎりの形は、

関東圏など東日本では「三角形」が68%。

一方関西圏などの西日本では「俵形」が57%。

 

さらに東日本で巻くのは「焼きのり」91%。

西日本では「味付けのり」が62%。

 

最近では全国どこでもコンビニで売られてる

「おにぎり」は三角形で、焼きのりが主流とのことです。


また家で作るより買ってくることのほうが多くなっている傾向もあるのです。

 

最近では、SNSなどを通して、

注目を集める手作り「おにぎり」も

相次いで登場しています。


ノリでご飯と具を包んだだけの

「おにぎらず」


ご飯と具をラップで棒状に握る

「スティックおにぎり」

など。

 

「手軽さ」・「見た目」

 ・・・ この2つがキーワードのようです。

 

飲食店のメニューを考える時、

・・・・例えばそれがラーメン屋さんだとしても


「おにぎり 始めました」 と店内に張り紙してもいいのでないでしょうか?


<当店オリジナルおにぎり・・・3ヶで350円>とか

 

月替わりとして、今月の具は○○、◆◆、☆☆とか。

翌月の具は、▽▽、★★、●●とか。 

ではどうでしょうか?

 

おにぎりなら、無限に広がる楽しさがありますね。

 

 

(2)土鍋炊きのおいしさ

高性能な炊飯器にも決して劣りません。

特集記事では、北海道で発生した大地震の直後です。電気が来ないので、ひとくちコンロと土鍋でご飯を炊いた家族がいました。

 

「お米1粒1粒が立ち、こんなにおいしく炊けるのかと感しんしました」

と震災にあった大西さん。

 

萬古焼(ばんこやき)の産地で全国の土鍋の8割を生産するのは三重県四日市市。

防災目的で土鍋炊飯教室が盛んのようです。

 

NPO法人「みえ減災啓発支援ネット」の加藤さんは、「特産品が防災にも役立つのだから活用しない手はない」と。

「おいしくて土鍋炊飯を家庭で始める人もいます」と話します。

 

「土鍋炊飯」 ・・・これも他店にはない差別化としてご飯を扱う飲食店では取り入れてみたらいかがでしょうか?

 

米や調理器具を販売する「アコメヤ トウキョウ」(東京)では年々、炊飯専用土鍋の売上が伸びています。


・オリジナルの「有田焼 黒釉土鍋」は、“10分火にかけて、10分置くだけ“でおいしい。


https://www.akomeya.jp/shop/pg/1donabe20141010/

 

長谷製陶の土鍋炊飯(三重県伊賀市)

https://store.igamono.jp/

こちらでは、炊き立ての土鍋ご飯が食べられるレストランも併設しています。


この2つは火力調節がいらないタイプが人気です。

 

また土鍋最大手の銀峯陶器(ぎんぽうとうき:三重県四日市市)の2012年から

「菊花ごはん土鍋」を販売開始。


さらに料理人と共同開発した

炊飯専用土鍋「亶」(せん)

 

なぜ土鍋で炊くご飯はおいしいのか?

そんな難しい話はこっちにおといて、理想的な炊飯過程をご説明します。

 

五つ星お米マイスターの染谷梨絵さん

「土鍋のよさは、お米の硬さやお焦げまで、自分の好みで調整できるところ。


忙しい朝は予約できる炊飯器、

人を呼ぶときは華やかな土鍋と、

使い分けるのも楽しいですよ」と語ります。

 

さて、こうして土鍋も複数用意して、

それぞれの特徴をメニュー書き出して、

いかに自店のご飯がおいしいかを

アピールするやり方はいかがでしょうか?

 

お酒もいろいろな産地別で特徴を書いてメニューに載せますよね。

それと同じように。

 

 

そして忘れてはならないことが1つあります。

いろいろな「おにぎり」作ってお客様に食べていただく。

 

あれやこれやと作っていくうちに、時には、

おいしくできた

おにぎりの「微妙な加減」を忘れてしまう

ことがあるのではないか?

と思います。

 

また土鍋で炊いたご飯も、蒸らす時間によって味はきっと変わります。

また水加減、お米の種類でも当然味がかわりますよね。

 

そうした

試行錯誤の情報をデータデースとして

保存しておくことは、後々重要な財産に

なるかと思います。

 

意外と自分でも簡単にデータベースを

作ることってできますよ。

最近はやりのローコード開発ってやつを

使います。

 

その中でも特におすすめなのが

「FileMaker」というソフトを使います。

データベースは「iPad」で見れると、あちこち移動もできるので便利です。

https://www.claris.com/ja/

 

一度ご覧になってみてください。

 

弊社も使っていますが、めちゃくちゃ便利です。

 

 

 

今日も最後までお読みいただきまして

ありがとうございました。