こんにちは。
「ITコンシェルジュ」こと、
UTソリューションズ 吉川です。
DXを推進しなくてはならないことは、
どんな経営者でも肌で感じています。
難しいのは、でも何をどうすれば
DXが推進していると実感できるのか?
ここで1つの定義として、
1) ITツールの活用 = デジタル化を推進すること
2) DX = 新しい価値を提供するための改革
“新しい価値を提供できる企業になっていくための改革として、
デジタルの活用をしましょう“
そう理解していただいてもいいと思います。
新しいITツールを導入するにも、日々の業務に
追われていては、なかなか時間が確保できません。
まず、IT活用によって今の業務を少ない時間でこなせるようにして
時間を捻出することが大事ですね。
いずれDXを実現するのは先々であっても、
現在の業務にITツールを導入して感覚をつかむことが、
DXの基盤づくりにつながりますね。
富山県にある製造業の「フジタ」では、この10年、
地道な改善活動を続けてきました。
そこでは経営者が先頭に立ち、「完璧を求めずやってみる」
姿勢が、社員に刺激を与えています。
東京で有数の商店街、戸越銀座商店街では、
通行する人の数をAIでカウントし、データを商店街の
加入店に届ける取組みを行っています。
ITとは無縁の店も多いが、情報が得られること、
情報を見ることに少しづつ慣れ、意識も変わりつつあると言います。
大事なのは、「やってみる」
これこそ自社の力になっていくのです。
デジタル化の推進でより効果的なのが、「AI」 と 「RPA」
という新しいテクノロジーです。
これも先に書きましたように、今の業務をまず「RPA」化して
時間を作ることからスタートします。
余裕ができた時間を使って、抜本的な整理や改革に
取り掛かるという手順がいいのではないかと思います。
また「AI」は、学習の結果判断や推論ができるようになっていきます。
画像を判断して不良品を検知したり、音の波形データから異常を発見したりと。
今までの、人の目や耳の感覚器と同じ判断を行ってくれるようになります。
いずれにしても、人が学習させるわけですから、
・「AI」に学習させたいことを明確にすること。
・いままで、それを判断してきた人の知恵やノウハウを明確にすること。
などが必要です。
新入社員を育てるように、どんなデータをどう集めて、
誰に聞いて「AI」に学習させるか
これは人間の力によるところが大きいのです。
今日も最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。