こんにちは。
「ITコンシェルジュ」こと、
UTソリューションズ 吉川です。

 

本日、とても楽しみにしていたWebセミナーを視聴することができました。

 

日経BP社が主催の 「スモールビジネスから始まる【ネオ日本型経営】 というテーマです。

さらにその中の「ニューノーマル時代に描く、スモールビジネスの未来像」というセッションです。

 

ところで 「ニューノーマル時代」 ってなんでしょうか?

普通な世の中だけど新しい生活や価値観を持った時代 ?

 

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ニューノーマルとは、New(新しいこと)とNormal(正常、標準、常態)を合わせた造語。

「新しい生活様式」と訳され、Withコロナ・Afterコロナの時代に求められる生活様式のことを指す。

 

新型コロナウイルス感染症の対策は個人でも企業でも徹底することが求められている。

こうした社会情勢の変化に対応し、自身の行動をアップデートして生活していくことが、

ニューノーマル時代に求められている。

 

元々は、ニューノーマルという言葉自体は2000年代初頭から使われているとされるが、

現在は主に新型コロナウイルス感染症の文脈で使われている。

                         SoftBank FUTURE STRIDE ページより引用しました。

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と定義されていますね。

なにかにつけて対面での営業は当たり前でしたし、食事をするとなればお店に出向いて食べることも当たり前でした。

 

しかしコロナがその生活様式を一遍させてしまいました。

対面からオンライン、対面からテイクアウトや出前。

 

そして、非対面でもけっこう営業できるじゃん。何もお店いかなくてもお店と同じレベルで食事ができるじゃん。

そんな価値観が受け入れられました。

 

ビジネスの世界でも、ニューノーマル時代では、靴底を多く減らしたセールスから、デジタルテクノロジーを活用して展開するセールスへの変化へと変わりつつあります。

 

今日、講演された方を紹介します。

ヘイ株式会社 佐藤CEO

 

「STORES」というネットショップ解説、運営のソフト&サービスを中心に、

「STORESレジ」、「STORES決済」、「STORES予約」 も扱っています。

 

尚、スムーズで迅速なワクチン提供のために、「STORES予約」 が活用されているとのことです。なんと100万件以上のアクセスにも耐えられるインフラを提供し、2022年3月までは月額費用無料で利用ができるとのことです。

 

NBPのMC:

スモールビジネスの重要性をどう考える?

 

佐藤氏:

・地元のごはん屋さん、街のお医者さん・・・

・生活の基盤(インフラ)を支えているもの

・地元のエッセンシャルズの1つ1つ

 

これらがあってこその生活である。それが今は崩れかかっていると。

 

NBPのMC:

コロナで何か変わったか?

 

佐藤氏:

徒歩が増えた・・・繁華街にいる時間が減った。さらに通販が増えた。

わざわざ、60分かけて買い物に行っていた。・・・なんだったのか?

家の回りで買える、用を足せる・・・こんな店があったのか!

 

NBPのMC:

確かにそうですよね~。

こんなところにチェーン店でないコロッケ屋あったのか なんて気づくこともふえました。

 

スモールビジネスの課題をどう考えてるか?

 

佐藤氏:

労働力問題・・・簡単には解決できないですね。これはとてつもなく大きな問題です。

でも、ギャップの大きい部分って、意外と簡単に解決できたりします。

 

1000円、2000円でかなりのことができる

雇用はなくてよい。

 

このあたりの会話は、聞いてて私にはちょっとよくわかりませんでした。

 

佐藤氏:

地元に息子が帰って、親父さんは今までのことをやります。息子さんはSNSは俺やるからって言って。

それで青色吐息だったお店がいまやグングン伸びている。

親子のタッグが増えた。

 

ECサイトやる人・・・アメブロ開設できる人ならできる

10代でもできちゃう。

 

人が雇用できないって時代は過去の話。

今は少人数・・・家族だけでもいくらでもやりようがある! 


佐藤氏はそれを伝えたかったと思います。

まさに「目からうろこ」。

そうゆうことか~。

 

NBPのMC:

私は宮崎の人間なんです。地元にうまいうどん屋があるんですよ。でも東京には探してもないんです。で、久しぶりに帰省したんです。

で、早くそのうどんを食べたいと店に行ったら閉まってる。

“え~つぶれちゃったの~”

 

帰宅してそのことを親に話したら、“やってるよ~、なんだか店を開かなくても稼げる方法始めたらしい” 

とのこと。

 

なんと、「クラウドファンディング」を手掛けていて、通販でしっかりとお店経営ができてるらしいのです。

 

こうして小さいけれども、新しい事業に乗り出してる人が増えてきた。

新しいしくみも出てきた。

 

今まさにチャンスですね。もうそうした流れに世の中が乗っかってきている。

そんなことを実感しました。

 

NBPのMC:

これからどう変容していくのか、佐藤さんはどのようにお考えですか?

 

まず「スモールビジネス」は、意思決定がシンプルです。そして機動性も◎です。

田舎のお母さんがネットショップ始めたり、

花屋のおばちゃんが通販です。 ・・・これって新規事業ですよ。

 

これこそスモールビジネス

・・・ニューノーマル時代ですね。

 

そしてもう一つ大事なこと。

消費者も変化しています。・・・常識も、習慣も。

 

地元のうどん屋・・・店で食べるのが今まで。今日はテイクアウトで家で食べたい。

来週は東京に帰るから通販で家族分頼んでおこうとか。

 

消費者のチャネルが変わってきた。


商圏内の消費者に選ばれていくにも、デジタル活用が絶対に必要。

 

ローカル営業 ・・・ 店を開けているのが当たり前 → でもそのためには店番が必要

そこで人を雇わないといけない場合もある。

 

でも先ほどの宮崎のうどん屋さんは店閉めてるのに収益上げている。

 

これからは、

・営業日は週3日、2日間は通販の準備などの仕事をやるから店は閉めちゃう。

・eat-inは閉まってるけど、デリバリーはやっているとか。

 

このように消費者の変化に対応した、いろいろな販路を持つって大事ですよね。

 

もつ焼きを通販で。

大将が作って3日以内に食べてくださいって。

通販でも店みたいにおいしく食べられるように試行錯誤して。

 

そうしてオンラインセミナーはあっという間に終わりました。

飲食店さん経営に参考になりそうなセミナーをたくさん開催してますね。

 

 

 

もしこのセミナーを見た飲食店オーナーさん、またはこのブログを見たオーナーさん。

何かヒントが得られたのではないでしょうか?

 

これまたな学びの多いセミナーとなりました。

みなさんはいかがだったでしょうか?

 

 

今日も最後までお読みいただきまして

ありがとうございました。