今住んでいる地域へ引っ越して、驚いたことの一つが「屋号」でした。
田舎あるあるだと思いますが、私の地域は屋号が日常的に使われています。
引っ越してすぐのころは、町内のおじいちゃんおばあちゃんたちに、「どこに越してきたの?」とよく聞かれました。
そのような時は、場所を細かく説明をしなくても、我が家の屋号を答えれば一発で分かるのです。
合言葉みたいですごいー!!!
そもそも屋号とは、家を呼び分けるためにつけられた通称のことです。
ご先祖様の名前や職業、格式、位置関係などからつけられたそうです。
町内には同じ苗字の家がいくつもあるため、区別をするために屋号を使います。
苗字だけでなく名前も一緒の方もいるので、屋号でないと誰のことか分かりません笑
町内のおじちゃん同士は、屋号の呼びすてで呼び合っていることが多いです。
ちなみに私は「(下の名前)さん」や「(屋号)さん」と呼んでいます。
(私たち夫婦は、町内に多い苗字ではないので、屋号ではなく苗字で呼ばれることがほとんどです。)
屋号文化には地域の歴史が表れていますね。
その文化に触れることができ、それに続くことができるのは、嬉しい気持ちになります。
小千谷の夜景!
Camera: Nikon Z5
Lens: NIKKOR Z 24-70mm f/4 S