紫陽花が綺麗な季節になりました。
あっという間の怒涛の2か月が過ぎ、いよいよ今週末に日本留学試験を迎えることになりました。
留学生にとっては、この試験の成績で大学が決まると言っても過言ではないので、大学進学を希望する留学生にとってはすごい重圧だと思います。
私が担任をしているクラスは2年生なので、進路をどうするかは学生たちにとってとても重要です。
就職の人も、大学や大学院への進学を目指す人も、この一年はその人たちの人生の上でも大きなターニングポイントになると思います。
プレッシャーや様々な感情に負けずに、自分のベストを目指して頑張ってくれるといいと思います。
心配していた数人のうち、以前より悪い状況になっている人が一人います。その人以外はなんとか持ち直してきています。
問題の人は、感情に任せて最悪な選択をしていると思われます。
要は、自分の感情に振り回されてベストな選択ができていない状況ということです。
自分が感情の渦に巻き込まれた時は俯瞰する余裕もないので、明らかに酷いと思う選択を容易にしてしまうことが私にも過去にありました。
感情をコントロールできないことがいかに最悪な状況を生み出していくかが、その人を見ていてよくわかります。
私もこんなことをしていたんだなと、改めて思いました。
浄化に出合わなければ、ずっと「怒り」に振り回される最悪の人生だったと思います。
私の人生において浄化に出合ったことこそが祝福だと思いました。