先日、茅湖弥さんに、流れてくる情報を何も考えずに鵜呑みにすることの危うさを教えていただきました。
そういうことはわかっていると思っていましたが、いざそのような事態になった時に、私は情報に対してまったく無防備で何の疑いも持つことができていませんでした。
情報に対して何の疑いも持たず受け入れることは、いいように誘導されたり判断を間違えたりする可能性があり、本当に怖いと思いました。
この間、テレビでハマスが無防備な一般市民を襲撃したところが流れた時はショックでした。
それを見て、私はハマスはISのようなテロ組織だと思いました。ハマスがイスラエルを攻撃する背景も理由もわからなければ誰もが当然そう思うだろうと思います。
実は、私の中には、以前見たイスラエルの戦車に石を投げているパレスチナの若者の姿が今もあります。
戦車に石。。。
あまりにも悲惨な画像で、一瞬思考が止まってました。
でも、私にはどうすることもできないとスルーしてしまいました。
その時にちゃんとガザのことを知らなければいけなかったと今後悔しています。
少し前から『ガザとは何かーパレスチナを知るための緊急会議』(岡真理著、大和書房)という本を読んでいますが、イスラエルがどんな国で、なぜハマスが誕生したのかがよくわかります。
知らなければ、誤解したままでした。
情報自体は間違っていなくても、歴史の流れの中で読み解かないと判断を間違える可能性があると思いました。
そして、情報を正確に読み解くためには、多方面からの視点やそのことについての知識が必要だと、改めてメディアリテラシーの重要性を思いました。
面倒くさいとか他人事のところを浄化しつつやっていこうと思います。