コロナ愚痴〜〔宣言14日目〕 | 誰にでも一つくらい・・・

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誰にでも、一つくらい他の人より秀でたことがあるってよく聞くけど、本当に?私の中の『誰にでも一つくらい・・』を探します。

緊急事態宣言 13日目。

有給がたっぷりある社員は有給消化と言って休む中、つい先日まで非正規だった私は有給もわずかで、いざと言う時のために残しておきたいので今日も出勤です。

いくつかブログ記事などを見ましたが、こんな有事の時にも、長く安定して正規で働いて来れた人と、あらゆる理由で非正規な人とでは、待遇が違ってくる。他の時ならともかく、今は有事なのだから、同じように休みを取らせてもらえないものか。
いや、仕事が出来ない人もいるのだから、働けているだけ幸せだよな、とも思うけれど、やはり同じ職場で外出を控えるために休める正職とそうでない人との差が出るのは、すでにそこで命の選別をされているような気になる。
仕事がある間は常に現場で働かされ、ひとたび仕事量が減ると真っ先に切られてしまう、その立場の差が普段なら当然だけど、今は不公平に思う。
なんていうのは立場の弱い者の僻み。

だけど、本当に、このヒマな時期、わざわざ感染の可能性を増やすだけの出勤の日々にモヤモヤしてしまう。

そういえば、イギリスのBBC放送で、日本を「最も健康的な国家」として特集したとか。
マスク文化を評価していただいたようだけど、本当に日本は健康的な国家なのでしょうか。

私は日本の国民や企業、事業所等のこの有事に対する対応は素晴らしいと思っています。だけど、国民や企業、事業所等が素晴らしいことに胡座をかいているというか、100%丸投げにみえる政府の対応は間違いなく失敗だと思います。

いくら国民や企業、事業所等が良くても、緊急事態宣言を出しながら、でもこんなことやこんなことは自粛しなくていいですよ、なんて気持ちが緩むような言葉を国のトップから投げかけられれば、な〜んだ、いいんじゃん!ってなりますよね。

そして街から人が減った、減ったと報道しながら、スーパーは人で溢れてたり。

緊急事態宣言が出されると分かった日。
緊急事態宣言が発令された日。

緊張感があったのはそれくらいだったのではないでしょうか。

あまりにいつもと変わらない日常。
だけど今もしコロナに感染したら、病院にも行けず自宅待機になると思われる。
病気になれば病院に行ける、この前提があってこそ健康的な国家なのではないでしょうか。

マスクについては、最近あまりマスクマスクと言いすぎて、マスクがあれば大丈夫、というような勘違いに社会全体が落ち入りそうな、そんな危うさも感じます。

日本全体を見ると毎日いろいろなことが起こっているけど、個人レベルではスーパーの混雑が嫌〜な程度の毎日です。