一昨日の12月1日、109シネマズ木場(シアター2)で、「インターステラー」のIMAX版(17:25~ 2000円)を見た。
これを見た理由のひとつとして、特に韓国で、今、大ヒットしている映画だということがあった。ヒットの理由は何だろう、と思って、自分でも見てみることにしたのだ。
地球の環境が極度に悪化。人類の新たな居住可能惑星を探すために宇宙に飛び立った宇宙飛行士たちの過酷な冒険のドラマを描いたSF作品。ブラックホール、相対性理論、重力、4次元、5次元…、科学には強くない私でも、大筋と、人間ドラマの部分は理解でき、十分に楽しく見ることができた。
ところで、シネマコリアの「2014年 韓国の週末興行成績」によると、最新、11月28日(金)~11月30日(日)の興行成績ベスト5はこうなっている。(数字は観客数)
http://cinemakorea.org/korean_movie/schedule/boxoffice.htm
公開 |
1128~30 |
トータル |
||
1 |
インターステラー |
11/06 |
908,542 |
8,318,583 |
2 |
ビッグマッチ |
11/27 |
428,008 |
563,799 |
3 |
フューリー |
11/20 |
310,332 |
1,018,132 |
4 |
The Hunger Games: Mockingjay - 1 |
11/20 |
137,498 |
772,230 |
5 |
Dumb and Dumber To |
11/27 |
97,986 |
130,010 |
「インターステラー」が他を大きく引き離し独走状態だったことがわかるが、同時に韓国映画では唯一、イ・ジョンジェの「ビッグマッチ」が2位とよく健闘していることも目を引く。
韓国のネスカフェのCMモデルが今年10月18日から、イ・ビョンホンに代わってチョン・ウソンになった。また、アクションを得意とするところなどは、イ・ビョンホンはイ・ジョンジェと重なる。
3人のスペックを比較すると、こうなる。
イ・ビョンホン
(李炳憲 1970年7月12日生まれ、44歳 ソウル市出身 177cm72kg)
イ・ジョンジェ
(李政宰 1973年3月15日生まれ、41歳 京畿道出身 180cm68kg)
チョン・ウソン
(鄭雨盛 1973年3月20日生まれ、41歳 ソウル市出身 186cm79kg)
イ・ビョンホンは、今後、この3歳下の2人の強力なライバルの活躍により、次第に影の薄い存在となっていくのかもしれない。
やはり、今なお進行中の「脅迫事件」の影響が大きい。
スキャンダルが出たのはともかくとして、その内容が、あまりにも次元が低かったもんね。
とりあえずの関心は、公開が延期された次回作「侠女」(来年1月公開予定)の結果がどう出るかだな。